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伊達衿(だてえり)って何?
2018.02.12 着物

伊達衿(だてえり)って何?

さて、突然ですが問題です。

下記の中で、「伊達衿」(だてえり)(重ね衿)を付けても良いものは何でしょう?

 

     成人式に着る振袖。

     卒業式に着る二尺袖と袴。

     お茶席に着る訪問着。

 

はい、全て付けて大丈夫です。

 

■「伊達衿」(重ね衿)とは着物を何枚か重ね着しているように見せかける為に使います。

着物の襟に重ねる襟の事です。

 

 

    <「伊達衿」(重ね衿)リバーシブルタイプ>こちらは振袖に付けることが多いタイプ

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パールビーズが付いた「伊達衿」(重ね衿)

こちらも華やかな振袖向き

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「衿」(襟)と言っても、120㎝~130㎝×11㎝ほどの大きさの長方形の布の事です。

今の「伊達衿」(重ね衿)は裏地が付いているものが殆どです。

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重ね襟ともいい、着物と半衿の間にもうひと色、違う色が入る為、とても華やかになります。

飾襟とも言われ、着物と半衿の間でもはっきり目立つように艶があって、鮮やかな色合いのものが多くなっています。

 

 

■半襟と着物のコーディネートだけでも「着物」をよく知らない私達にはハードルが高いのに、さらに高度なテクニックが必要な「伊達衿」(重ね衿)

「伊達衿」(重ね衿)の選び方は、基本的には帯揚げ、帯締めの色に合わせたり、帯の柄の色に合わせたりすると統一感が出て合わせやすいです。

特にフォーマルなお席では統一感を大切にすると「場の雰囲気」に合った、失礼のない装いになります。

 

■「伊達衿」(重ね衿)って、フォーマルな着物には必ず必要なもの?

いいえ、必ず必要な物ではありません

お洒落の為に付けたり、着物の格を上げる為に付けるものです。

もともと、着物の礼装は、着物を2枚重ねて着るしきたりがありました。

それを簡略化して「伊達衿」(重ね衿)として見せかけで「2枚着物を着ています」と演出しているのです。

今風に言うと「ちょっと楽して豪華に見せよう☆」って事ですね☆

先人も私達と同じで、お洒落の為にいろいろ考えていますよね☆

 

「お洒落」をするポイントはいろいろあると思いますが、「あの人、素敵♪」って言われるような、

そんな素敵な着物姿でお出掛けしたいですね♪

ちょっと着慣れているお洒落さんになる為に、ぜひ、「伊達衿」(重ね衿)のお洒落も加えてみては?