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2022.01.202024.06.25

卒業袴はどう選ぶ?思い出に残る袴の選び方のポイント

卒業袴はどう選ぶ?思い出に残る袴の選び方のポイント
e-きものレンタル 編集部
目次

    一生に一度の思い出に残る卒業式に着用する卒業袴は、納得のいくデザインの着物を選びたいと考える方は多いのではないでしょうか。
    しかし、普段めったに着ないものだからこそ、卒業袴を選ぶのは難しいものです。
    そこで、さまざまなデザインが豊富に揃う卒業袴をどのように選べばいいのか、ポイントをご紹介します。

    デザインが豊富な着物から選ぼう

    卒業袴を選ぶ際は、最初に着物を選ぶと、その着物に合った袴や履物などを選びやすくなります。
    そのため、まずは最初に選ぶ必要がある着物の選び方からご紹介します。

    好きな色・柄の着物を選ぶ

    卒業袴用の着物は、定番の赤やピンクをはじめとして、緑や紺色のほか、古典的な柄から現代的な柄など、幅広い種類の色や柄が揃っています。
    特にこれといった希望がない場合は、自分の好みや直感で色や柄で着物を決めてもいいでしょう。

    色が与える印象で選ぶ

    色には、赤は元気でエネルギッシュ、ピンクはかわいらしいイメージ、紺は大人っぽく落ち着いたイメージなどそれぞれ人に与える異なる印象やイメージがあります。
    好みの色で着物を決めかねているのであれば、色の印象で決めるのも1つの方法です。色が持つイメージを参考に、自分がなりたいイメージに合う色を選んでみましょう。

    自分の肌に合う色を選ぶ

    生まれ持った肌の色と着物の色には、相性があります。
    白い肌の方は比較的どのような色も合いやすく、濃い目の着物なら大人っぽく、淡い色の着物ならかわいらしく着こなせます。
    反対に、健康的な肌色の方が着る着物には、肌がくすんで見えやすい淡い色よりも濃い色の方が肌をきれいに見せられるのでおすすめです。

    髪色に合う色を選ぶ

    髪の色も生まれ持った要素ですが、カラーリングで髪色を変えている場合は、その色に合わせた着物を選びましょう。
    明るめの髪色なら、紺や紫などの濃い色の着物を選ぶと大人っぽいコーディネートが実現します。
    逆に黒髪や濃い目の髪色の方には、ピンクや水色などパステルカラーの淡い着物がおすすめで、髪と同じ同じ濃い色の着物は重くなりすぎるので注意しましょう。

    体型に合った色・柄から選ぶ

    卒業袴の着物を適切に選べば、体型を活かしたり欠点をカバーしたりできます。
    背が低い方は、梅や桜などの古典的な柄やシンプル柄、小さめの柄を選ぶと身長とのバランスを取りやすく、かわいらしく着こなせます。
    背が高い方なら、はっきりとした柄や大きめ柄、濃い色の着物を選ぶと、身長が映えて存在感のある着こなしが可能です。

    ぽっちゃり体型やグラマーな方には、柄が少ないシンプルな着物、または縦ストライプに寒色系の色を選ぶと、体型をカバーしてスッキリと見せられます。
    痩せ型の方は、ぼかし染めや絞り柄でボリューム感をプラスし、さらに暖色系の柔らかな色合いの着物ならふっくらとした印象に仕上がります。

    写真映えする色・柄を選ぶ

    卒業袴姿で撮影する写真は、一生残るものです。
    写真撮影をする際は、写真映えする着物を選びましょう。
    派手な色や柄の着物なら、顔まわりの印象が明るく華やかになるのでおすすめです。
    肌の色と着物の色を合わせながら、写真映えする着物を選びましょう。

    予算を決めて選ぶ

    さまざまな要素から着物を選ぶと、複数の候補に絞り込まれます。
    その中から着物を選ぶには、予算も重要です。
    着物にかかる費用に加えて、着付けやメイクなど、卒業袴を着るために必要な予算を含めて検討しましょう。

    着物に合う袴の選び方

    着物が決まったら、次は選んだ着物に合う袴を選びます。
    着物と袴の合わせ方に特にルールはありませんが、手持ちの着物と合わせる袴を選ぶ場合は着物を持参して行くとコーディネートしやすくなるのでおすすめです。

    着物との配色を考えて選ぶ

    袴は、選んだ着物の色との配色を考えると、コーディーネートしやすくなります。
    濃い色の着物には同じ濃い色の袴を選ぶと大人っぽいシックな印象になり、パステルカラーの着物と袴を組み合わせればかわいらしいイメージになるなど、同系色の組み合わせはその色のイメージに近い仕上がりにできます。

    もちろん、異なる系統の色の着物と袴の組み合わせも可能です。
    パステルカラーの着物に明るい色の袴、正反対の色の着物と袴の組み合わせは、大胆でビビットな印象を与えてくれます。

    着物の柄に合わせて選ぶ

    着物と袴の組み合わせは、配色とともに柄との組み合わせも大切です。
    大きな柄の着物には柄がない落ち着いた単色の袴、小柄の着物にはグラデーションの入ったぼかし袴を用いると、着物の柄とのバランスが取れた統一感のある着こなしができます。

    履物は全体のバランスを見て選ぶ

    卒業袴に組み合わせる履物は、草履かブーツのいずれかです。
    どちらが適しているかは、草履と一緒に履く足袋やブーツの色も併せて、全体のバランスを見て決めましょう。

    草履は着物に合わせやすい上品な雰囲気と脱ぎ履きがラクなメリットがありますが、履き慣れていないと歩きづらく、雨や雪の日は濡れて冷えやすくなってしまいます。
    ブーツは草履より若干脱ぎ履きがしづらいですが、防寒性が高くハイカラでカジュアルな雰囲気にしてくれる、歩きやすい履物です。
    身長が低い方でも、ブーツならヒールのおかげでスラリとした印象にもしてくれます。

    なお、草履とブーツどちらを選ぶかによって袴の丈が変わってくるので、途中で袴や履物を変更する場合は注意しましょう。

    選び方を押さえて思い出に残る卒業袴を選ぼう

    一から卒業袴を選ぶ場合は、自分の肌や体型などに合う着物と袴を選ぶ必要があり、悩んでしまうこともあるでしょう。

    インターネットで着物のレンタルができる「eきものレンタル」なら、多彩なバリエーションの着物と袴の卒業袴セットをレンタルできます。
    着物と袴の組み合わせを考える必要なく、ベストな組み合わせのセットを手軽に選べるので、レンタルも活用して思い出に残る卒業袴を着て卒業式に望みましょう。

     

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    e-きものレンタル 編集部

    振袖、袴、七五三などの着物に関する豆知識や、お役立ち情報をコラムでお伝えします。