成人式で振袖に必要な小物一覧!レンタルがおすすめ理由と最新トレンドも詳しく解説
成人式で振袖に必要な小物一覧!レンタルがおすすめ理由と最新トレンドも詳しく解説
成人式の振袖は、どうしてもメインの着物に目が行きがちですよね。でもそれ以外にとても多くの小物があるのをご存知ですか?
「長襦袢」「帯揚げ」「重ね衿」・・・・など、まだまだありますよ。「それって何?」「どこに使うの?」「なんて読むかもわからない!」という方も多いかもしれませんね。
でも、こうした小物がなければ振袖コーデは完成しません。だから小物は、なくてはならないとても大切なアイテムなのです。
そこで今回は、振袖に必要な小物一覧と各アイテムの意味や選び方、最新トレンド、さらにレンタルをおすすめする理由について解説します!
「振袖は初めてだからちゃんと着こなせるかドキドキする・・・」という方も、この記事を読めばバッチリ。ぜひ参考にしてくださいね!
成人式の装いを完成させるために
成人式は人生の節目となる大切なイベント。お気に入りの振袖でバッチリきめて、晴れやかな気持ちで迎えたいですよね!
でも振袖を着るためには、振袖本体に加えて様々な小物が欠かせません。振袖の美しさを引き立て、着心地を良くするだけでなくあなたの個性を表現するアイテムとしても大事な役割を果たしますよ。
例えば「帯揚げ」や「帯締め」は、振袖の色や柄に合わせて選ぶことで全体の印象をガラリと変えられます。「髪飾り」は、フェイス周りを華やかに彩り、個性を際立たせるマストアイテム。
「草履」や「バッグ」は、振袖のデザインに合わせたものを選ぶことでよりセンスアップした自分をアピールできるでしょう。
だから、成人式で理想の着こなしを完成させるには小物についての理解を深め、自分にピッタリのアイテムを選ぶことが大切と考えてくださいね!
基本的な振袖アイテム一覧
振袖に必要な小物の名前と意味や用途を一覧にしました。
袋帯(ふくろおび) | 表地と裏地が筒状に縫い合わされた帯で、目に見える表のみ柄がある。伝統的な丸帯より倍ほど軽く、立て矢結び・ふくら雀結び・花結びなどの「変わり結び」ができる。 |
長襦袢(ながじゅばん) | 振袖の下に着る和服版の下着。汗や皮脂などの汚れ、着崩れ、寒さなどを防ぐ目的がある。衿元の汚れを防止するための「半衿」を縫い付けて使用する。 |
帯揚げ(おびあげ) | 帯の内側に巻いて帯の形を整えたりズリ落ちないように安定させたりするためのもの。帯の上からチラ見せすることでコーデの一部としての役割も果たす。 |
帯締め(おびじめ) | 帯の着崩れを防止するために、帯のセンターに沿って上から巻く紐のこと。様々なデザインや素材のものがあり、コーデの一部としても楽しめる。 |
重ね衿 | オシャレ目的で振袖に縫い付けて着物を2枚重ねて着ているように見せる。「喜びを重ねる」という縁起の意味も。伊達衿(だてえり)ともいう。 |
肌襦袢(はだじゅばん) | 長襦袢の下に着用する下着。汗を吸い取ったり、着心地を良くしてくれる役割がある。上下が分かれたセパレートタイプとつながったワンピースタイプのものがあるが、どちらを選んでも問題はない。 |
腰紐(こしひも) | 振袖や長襦袢の着崩れを防いだり、スタイルをよく見せたりするために、「おはしょり」を作った上で4〜6本ほど結ぶ。 |
伊達締め(だてじめ) | 衿元を綺麗に整えるために使う、腰紐より幅の広い紐。長襦袢と振袖にそれぞれ1本ずつ使用するため、合計2本を必要とする。マジックテープタイプやクリップタイプのものもある。 |
三重仮紐(さんじゅうかりひも) | 3本のゴムを重ね、その両端に紐が取り付けられているもの。帯の結びを豪華にし、また美しさをキープする役割がある。 |
和装ベルト | ゴムの両端にクリップがついている形をしている。着付けの際、衿元や胸元を固定して着崩れしにくくする小物。必ず使用する必要はないが、あると便利。コーリンベルトともいう。 |
前板(まえいた) | 帯を締める際に前面の内側に下敷きのように挟んで帯のシワを防止する。 |
後板(うしろいた) | 帯の背面に下敷きのように挟み、帯の変わり結びを美しく見せたりシワを防止したりする効果がある。(振袖では他の着物に比べて高い位置で帯を結ぶため後板でしっかりと土台を固定する必要がある) |
帯枕(おびまくら) | 帯揚げの中に入れて帯結びを立体的に美しく仕上げるために使用する。サイズや厚みで仕上がり具合が違う。 |
衿芯(えりしん) | 長襦袢の衿に内側に差し込んで衣紋を抜き、うなじのラインを美しく見せる効果がある。 |
足袋(たび) | 振袖を着る際の靴下。草履の鼻緒を親指と人差し指で挟むために、先端が大きく分かれている。 |
草履(ぞうり) | 振袖用の草履は見た目が華やかで豪華。光沢のある布やエナメル製が多く、コーデのイメージを大きく左右する。 |
バッグ | 振袖のバッグは、1本の持ち手があって口がパカッと開く横長フォルムが特徴。帯地やエナメル、ちりめん製が多い。 |
髪飾り | 振袖用の髪飾りは、造花やつまみ細工、水引、メタル・パール品などファッション性の高い様々なデザインのものがある。 |
ファーショール | きつねやウサギ、フェイクファーなど様々な素材のものがあり、防寒とコーデの効果がある。 |
着付けに便利なおすすめ小物
着付けの際にあると便利な小物として、「補正パッド」と「和装ブラジャー」があります。こういうものがあることを知っておくと、振袖を心地よく着こなすのに役立ちますよ。
補正パッド | 体型を補正するために使う。ウエスト・ヒップ・胸用などがある。 |
和装ブラジャー | 胸のボリュームを抑えてシルエットを美しく見せる。 |
小物の種類が多くて、全部必要なのかな?と思ってしまうかもしれませんが、どの小物も重要な役割があり、振袖を美しく着付けてくれる欠かせないものです。
着付けの当日に足りないものがないように、事前にしっかりチェックしておきましょう。
これらの小物は、呉服店やネットショップなどで買い揃えることができます。振袖のレンタル予約をしている場合は、小物もレンタルのセットに含まれていることがあります。
その場合、どの小物がセットに含まれているのか、どの小物がセットに含まれていないかの確認が大切になります。
振袖を引き立てる小物の選び方
とくに外から見える小物には、あなたのファッションセンスが強く現れます。だからこそ選び方がとっても大事!
そこで、とくに振袖コーデのイメージを左右する「髪飾り」「帯揚げ・帯締め」「刺繍衿・重ね衿」「草履・バッグ」「ファーショール」を選ぶときのポイントを解説しますね。
個性を引き立てる髪飾りの選び方
髪飾りは、フェイス周りを華やかに彩る大事なアイテムです!
振袖の色や柄、全体の雰囲気に合わせて選ぶことで個性を引き立て、より可愛く仕上げることができますよ。
髪飾りを選ぶポイントとして以下の3つことをおさえましょう。
1.振袖や小物と色を合わせる
振袖のメインになっている色と合わせると、統一感が出てまとまります。
また、帯や帯揚げ、帯締めに使っている色と合わせるとおしゃれ度がアップします。
振袖も髪飾りも様々な色が使われていることが多いため、相性の良い色合いを見つけてコーディネートを楽しみましょう。
2.着物のデザインに合わせる
着物の雰囲気と合わせるのも選び方のひとつです。
例えば、古典的な柄の振袖には、つまみ細工やかんざしなど伝統的なデザインの髪飾りがよく合います。
つまみ細工とは、古くからある日本ならではの伝統工芸で、小さな布で花や鳥などをあしらった芸術作品のようなアイテム。デザインは無数にあるので他の人と被らない点も魅力ですよ。
金箔やラメを散らしても豪華さと華やかさが演出できるでしょう。
一方、モダンなデザインの振袖には、ビジューやパールをあしらった華やかな髪飾りや、ドライフラワーや生花、ブリーザーブドフラワーなどを使ったナチュラルなアイテムがおすすめ。
薔薇などの洋花が描かれた振袖には、同じ種類の洋花をモチーフとした髪飾りが相性抜群です。
3.希望のヘアスタイルに合わせる
ヘアカタログなどで見つけた素敵なヘアスタイルにしたい!とお考えの方もいるでしょう。
美容師の方に相談しながら、全体の雰囲気やバランスに合った髪飾りが見つかると良いですね。
自分のこだわりも取り入れて、コーディネートを仕上げると気分もより上がります。
髪飾りの選び方一つでコーデの印象が大きく変わるため、色んなパターンをチェックして楽しみながらチョイスしましょう!
おしゃれな帯揚げ・帯締め
帯揚げも帯締めも、一目をひく目立つ位置にあるので、振袖や帯のデザインとマッチしたものを選ぶことが大切!
どちらも色や素材、デザインによってコーデの印象が大きく変わります。
帯揚げは、絞りやちりめん、レースなどの素材があり、ラメや刺繍が施されたデザインもあります。
その中でも、絞りのデザインのものはボリュームが出て高級感がありおすすめです。
また刺繍が施された帯揚げは、あえて刺繍を目立たすように結ぶのがポイントです。
帯締めは、パールやビジューを使ったものや、複数の色の紐を編み込んだものなどたくさんのデザインがあります。結び方によって雰囲気が変わります。
ここでは選び方のポイントを2つ紹介していきます。
1.振袖のテイストに合わせる
古典的な柄の振袖には、シンプルな絞りの帯揚げに和風の玉飾りが装飾された帯締めがよく合います。
また、ラメの入ったボリュームのある帯揚げに市松模様の帯締めを取り入れると一段と古典の雰囲気が深まります。
洋風な振袖には、花柄の帯締めを合わせると華やかになります。
ラインストーンやパールを使った帯締めで上品なコーディネートを組むと振袖の美しさを引き立たせることができます。
モダンなデザインの振袖には、シンプルで少し個性的な要素が取り入れられている帯揚げや帯締めがおすすめです。
2.アクセントとなるカラー選び
色鮮やかな振袖をもっと華やかでおしゃれにみせてくれる帯揚げ・帯締めを選びたいですよね。
そこで重要なのがカラーです。コーディネートのアクセントとなるカラーを選ぶと全体が引き締まってみえるようになります。
例えば、レッドの着物にイエローの帯揚げを合わせると顔周りがパッと明るくみえます。
他にも、水色の着物にピンクを合わせるとキュートな印象に、ブラックの着物にパープルをアクセントに加えることでよりかっこよく仕上げることができます。
合わせるカラーに迷ったら、振袖の一部にあるカラーの帯揚げ・帯締めを選んでみましょう。
一気にコーディネートがまとまりますよ。
帯揚げと帯締めはセットで販売されていることが多いですが、別々に選ぶこともできます。好みや振袖に合わせて自由にコーデを楽しんでくださいね。
刺繡衿、重ね衿でより個性的に
デコルテを飾る刺繍衿や重ね衿も振袖コーデではこだわりたいところ!
刺繍衿は、長襦袢に縫い付けて重ね着したように見せるものですが、上品な正絹やリーズナブルなポリエステル製などがあります。
最近では単なる糸ではなく、スワロフスキーやレースで仕上げたキュートなものが増えているので、ご自分好みのものを見つけてみてはいかがでしょうか。
振袖に縫い付ける重ね衿との組み合わせも意識すると、さらにセンスアップした演出ができますよ!
振袖に合わせる草履とバッグ
振袖用の草履の高さは5cmが一般的ですが、中には8cmくらいの厚底もあります。履くと脚長に見える効果が抜群ですが、意外と目立つのでデザインにもしっかり気を配りましょう!
光沢のあるゴールドやシルバー、エナメルがおすすめですが、エナメル製は鼻緒が硬いので長時間履くと摩擦で痛くなることがあります。
布製の鼻緒でも履き慣れていないと痛むケースが多いため、できれば履き慣れておくといいですよ。歩く練習にもなりますからね。
ちなみに振袖では、ゆったり上品に歩くことを意識しましょう。くれぐれもバタバタと忙(せわ)しなくならないように。普段と同じペースだと速すぎてせっかくの振袖の良さが消えてしまいますからね。
スカートやパンツと違って小股・内股で歩くことで美しく見えるのが和装。大人として振る舞ういい練習にもなりますよ!
サイズは「かかとが草履から1cmほど出る」もしくは、「かかとと草履がピッタリ」のものを選びましょう。
草履はS・M・Lといったサイズ表記がなされていることが多いので、参考までに目安をお伝えしておきますね。
S | 22cm |
M | 22.5〜23.5cm |
L | 24〜24.5cm |
LL | 25〜25.5cm |
バッグは、振袖の柄や色、帯のデザインと統一感のあるものをチョイスしましょう。
草履と同じ素材や色でそろえるのがおすすめです。セット販売されているものも多いですよ。
振袖にピッタリのファーショール選び
成人式は冬のため、防寒対策としてファーショールが欠かせません。ファーショールは暖かいだけでなく、華やかさや清楚さをプラスしてくれる魅力もあります。
ファーショールの基本は、ホワイトです。ホワイトはどんな振袖にも似合うので安心ですが、ほとんどの新成人が制服のように同じようなショールを巻いているので、それが嫌という方は他の選択肢もありますよ。
最近では振袖のデザインが古典柄だけでなく、色を濁したような「くすみ系」や複数のカラーを微妙に混ぜ合わせたような「ニュアンスカラー」がトレンドになりつつあります。その場合、ホワイトではなくグレーやブラウン系のファーショールが選ばれることもありますからね。
ただ意外とイメージが変わるので、似合うかどうかもよく考えてから使うようにしてくださいね。
成人式の振袖小物レンタルの勧め
成人式で着る振袖用の小物は、ご紹介しただけでも15個前後必要です。とくに予備知識や経験がない方は、これらを全部買い集めるのは結構大変!
そこでおすすめなのが振袖小物のレンタルです。振袖小物レンタルには、以下のようなメリットがありますよ。
- 費用が抑えられる
- 最新のアイテムが揃う
- 様々なアイテムが試せる
費用を抑えられる
振袖小物は、種類が多く高価なものも少なくありません。とくに帯揚げや草履、バッグなどは数万円するものもあります。
その点、振袖レンタルを利用すれば購入するよりも大幅に安くなりますし、一つずつ買い集めて回る手間も省けるでしょう。
成人式では、振袖以外にも着付けや前撮り・アルバム代、ヘアメイクなど何かとお金がかかります。しかも振袖を買うとなると、ドン引きするほど高くつくことも!
レンタルは、振袖を予約すると多くの小物も無料で貸してくれることが多いのでトータルで計算するとかなりお得ですよ!
最新のアイテムが揃う
振袖レンタルでは、トレンドアイテムが豊富に揃っています。そのためレンタルを利用すると最新の振袖小物を手に入れることができますよ。
これは振袖も同じ。有名デザイナーやブランドとのコラボ商品や新作が借りられるのでぜひおすすめします!
保管の手間が省ける
振袖小物は、使用頻度が低いため保管場所に困ることも多いです。その割には手入れに気を使わなければならないため大変。
レンタルを利用すれば、そうした保管の手間やクリーニングも必要ないのでとても楽ですよ!
自分で用意する必要がある小物一覧
振袖レンタルを利用する場合でも、ご自分で用意する必要がある小物があるのでチェックしておいてくださいね!
具体的には、以下のアイテムです。
裾除け | 振袖の下に着用する下着です。裾が床に擦れるのを防ぎ、着心地を良くする役割があります。肌襦袢がワンピースタイプなら必要ありません。 |
足袋 | 白足袋が一般的です。振袖レンタルを利用すると無料でプレゼントしてくれるケースも! |
髪飾り | 髪飾りは一般的にレンタルできないので、ご自分で購入する必要があります。 |
ファーショール | レンタルサービスがあるショップもありますが、すべてとは言い切れないのでよく調べておきましょう。 |
他にも必要な小物がある場合があります。レンタルショップや、着付けを依頼する美容室へ事前に確認しましょう。
最新の成人式小物トレンド
成人式は、毎年トレンドが変化するイベントです。
洋服のトレンドをチェックするように、振袖の流行もおさえましょう。振袖だけではなく、合わせる小物にも流行りがあり、小さなものでもトレンドをプラスするとおしゃれになります。
ママから受け継いだ振袖も、流行デザインの小物を取り入れればグッと今どきのコーディネートにすることができます。
流行りのコーディネートを紹介
近年の成人式振袖のトレンドは、「くすみカラー」「大きく描かれた古典柄」「レトロアンティーク」などがあります。
今回はこの3つのタイプに合わせる小物はどのようなものがおすすめか紹介していきます。また、周りと差がつくヘアアレンジに欠かせない髪飾りや胸元を華やかにする刺繍衿、重ね衿にも注目していきます。
1.くすみカラーでワントーンコーデ
最近よく耳にする「くすみカラー」。
ファッション雑誌やインターネットでも頻繁に使われてますよね。
くすみカラーとは、少しグレーを含ませた落ち着きのある色合いのことです。「スモーキーカラー」とも呼ばれます。
落ち着きのある色合いは優しさを表現し、上品であることから振袖でも注目されています。
中でも、ピンク系やベージュ系は肌なじみがよく、柔らかな印象になるため人気です。
その、くすみカラーを使ったワントーンコーデがトレンドになっています。
帯、帯揚げ、帯締めなどの小物を振袖と同じ、くすみカラーで揃えた統一感のある着こなしです。
落ち着きのある色合いのみでコーディネートを組むと、ぼんやりと見えてしまいそうですが、重ね衿にレースを選んだり、ラインストーンがついた帯締めを結んだりして、素材で変化をつけると洗練されたおしゃれなコーディネートが完成します。
2.大胆な古典柄にはシックな小物を
振袖の古典柄は定番で、根強い人気がありますが、近年の古典柄はビビットなカラーで大きく描かれています。
くすみカラーに対し、レッド、ピンク、ブルー、ブラックなど、はっきりとした色合いが多くあるのが特徴です。
桜や松竹梅などが色鮮やかに大きく描かれたインパクトのある振袖には、シックな小物を合わせて振袖を引き立たせるのがおすすめです。
また、和風の飾りがついた帯締めや和柄の帯をチョイスすると相性が良いです。
足元には無地のエナメルの草履を合わせるとエレガントな雰囲気になります。バッグも草履と同じ色味、デザインにするとかっこよくまとまったコーディネートの出来上がりです。
3.ポップでかわいいレトロアイテム
個性的なコーディネートがお好きな方にお試しいただきたいのがレトロアイテム。
SNSなどでもレトロな雑貨の特集が組まれていて話題となっています。どこか懐かしく感じるデザインと、ポップでカラフルな色合いが人気の理由です。
そんなレトロブームに注目して、振袖にもレトロな要素を取り入れたアイテムが流行っています。
まずは、振袖本体にも負けない、存在感のある帯。
ドット柄やストライプのような洋服で使われることの多いデザインも、派手目なカラーでとことん楽しんで取り入れましょう。
リボンやクローバーなどのモチーフを織り込んだ帯は、結ぶ位置で印象を変えることができます。
自分なりの着こなしで周りと差がつくこと間違いありません。
一面ダイヤ柄の帯はレトロな雰囲気が溢れ出ています。
振袖と帯が、柄×柄になっても不思議と馴染むのが魅力ですよね。
そして、コーディネートにレトロ感をプラスしてくれるのが髪飾りです。
ドット柄やストライプは髪飾りに取り入れてもとてもかわいくおしゃれになります。
丸みのあるデザインは派手目なカラーを柔らかい印象にしてくれるのでおすすめです。
伝統的なつまみ細工もポップな色使いでレトロ調になります。
4.トレンドいっぱいの髪飾り
髪飾りには種類がたくさんあります。カラー、サイズ、テイスト、素材などが振袖に合う髪飾りを見つけたいものですが、やはり流行も気になりますよね。
今、人気な髪飾りは水引を使ったデザインのものになります。
スタイリッシュで大人っぽい雰囲気になるため成人式にぴったりです。
プリザーブドフラワーやつまみ細工の花との組み合わせでかわいい雰囲気にもなります。キラキラと上品な輝きでヘアアレンジをより豪華にしてくれます。
他にも、ナチュラルテイストな髪飾りが人気を高めています。
こちらの髪飾りは複数のパーツに分かれているため、どんな髪の長さの方でも様々なヘアアレンジにお使いいただけます。
カスミソウやベリーのモチーフが自然っぽく、儚げな美しさを演出してくれます。
最後に紹介するのがピンポンマムの髪飾りです。
ピンポンマムを使った髪飾りは様々なテイストの振袖によく合うので人気です。
その中でも、たくさんの色や、つまみ細工と組み合わせてボリュームをアップさせたデザインがトレンドになっています。
鮮やかな色使いが特徴で、使用した際、お顔周りを華やかにみせてくれます。
5.刺繡衿、重ね衿で差をつける
かつて振袖の胸元はすっきりとしたデザインが主流でしたが、最近では刺繍衿や重ね衿で一歩差をつけるコーデがトレンドです。
離れて見るとよくわからないかもしれませんが、近づくとオシャレ感がぐっと引き立ちますよ。
成人式で振袖を着られる時間は、ほんのわずか。だからこそ思い切りオシャレを楽しみたいですよね。写真にも残せますし、ぜひ細部にまでこだわって最高のコーデに仕上げてください!
トレンドの小物を紹介しました。
すべてを詰め込んでしまうとごちゃごちゃなコーディネートになってしまい、せっかくのハレの日が台無しになってしまいます。
重要なポイントは振袖に合う小物を選ぶことです。
これらのトレンドアイテムを上手に取り入れながら、自分なりの着こなしを楽しんで振袖のコーディネートをしましょう。
成人式にアクセサリーはOK?
振袖は和装のため、髪飾り以外のアクセサリーはあまり使用しないのがマナーの上では一般的です。でも成人式は同じ立場の人たちが集まりますし、そこで周囲に失礼になることはないでしょうからある程度はOKですよ。
目安としては、指輪やピアス、イヤリングくらいでしょうか。
派手になりすぎないように注意して、ピアスやイヤリングは揺れない小さなものがおすすめ。
腕時計やブレスレットもできればやめておきましょう。時間はスマホで確認できますし、振袖の袖口を傷つけてしまうと残念ですからね。
同じ理由で、凹凸のあるネイル、尖った爪も要注意!
レンタルの場合は補修代を請求されることもあるので、くれぐれも気をつけましょう。
着付けはプロにお願いしよう
小物の数やそれぞれの使い方などを解説しましたが、これらをすべて完璧に使いこなして自分で着付けをするのは簡単ではありません。ぶっつけ本番では、着崩れたり、全体のバランスがおかしくなったりして大失敗する可能性大でしょう!
そのため、着付けの予約をしてプロにお願いするのがおすすめですよ。
料金はかかりますが、写真にも残りますし、お気に入りの振袖を可愛くキレイに着こなして式に出席できる方がずっと上ですからね。
成人式後の小物の保管方法
成人式で着用した振袖小物は、思い出の品として大切に保管したいもの。でも適切な保管方法をしなければ、変色や劣化の原因にもなるので、以下の点に注意しましょう。
汚れを落とす
着用後は、汚れを落とすことが大切!とくに汗や化粧品が付着した場合は、早めにクリーニングに出しましょう。
風通しの良い場所に保管する
湿気は、カビの原因となります。風通しの良い場所に保管しましょう。
直射日光を避ける
直射日光は、変色や劣化の原因となります。日が当たらない場所に保管しましょう。
虫除け対策をする
虫は、絹や毛皮などの素材を食べてしまうことがありますから、防虫剤を入れて保管するようにしましょう。
定期的に状態をチェックする
振袖用の小物は、一度使うとそのまま長期間使わずに放置するケースが多いです。でもそれだと知らないうちにカビが生えたり、劣化したりしかねません。面倒でも定期的に状態をチェックし、変色や劣化が見られる場合は専門業者に相談しましょう。
まとめ
成人式の際の振袖用小物について解説しましたが、いかがでしょうか?だいたい理解できましたか?
今の時代は簡単に着替えられる洋服が当たり前ですから、振袖を着るのは思った以上に大変と感じたかもしれませんね。
でも一生に一度の晴れ舞台です。悔いが残らない最高のコーデを目指してはどうでしょう。わからないことがあれば早めに着付の予約をして、そこで尋ねれば大丈夫ですよ。
また、少しでも安く済まそうと思えば振袖レンタルがおすすめです。小物一式をセットで安く借りれますし、それ以外にも卒業式用の袴が安くなるなどの特典がつくこともありますよ。
e-きものレンタルでは、成人式用の振袖を多数取り揃えております。その数、1,200点以上!トレンドから根強い人気の定番まで幅広いラインナップをご用意しております。
着物の帯や小物なども全てセットでお届けしますので、振袖初心者の方でも安心ですよ!
ぜひ皆様のご利用を心よりお待ち申し上げております。