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成人式振袖

2025.11.282025.11.28

成人式用の草履は振袖レンタルで完璧!バッグとの組み合わせや選び方・レンタルの流れを分かりやすく解説

成人式用の草履は振袖レンタルで完璧!バッグとの組み合わせや選び方・レンタルの流れを分かりやすく解説
e-きものレンタル 編集部
目次

    成人式用の草履は振袖レンタルで完璧!バッグとの組み合わせや選び方・レンタルの流れを分かりやすく解説

    成人式や結婚式、結納、卒業式など、特別な日の礼装として着用する振袖。とりわけ成人式では、振袖に身を包んだ多くの方たちが参加するため、そこに埋もれない貴女らしいコーデで臨みたいですよね。

    そんな振袖姿をより美しく引き立てるためには、草履選びも大変重要です。この記事では、振袖に合わせる草履の選び方やバッグとの組み合わせ、また、振袖レンタルのメリットや利用する際の流れについて詳しくご紹介します。

    この記事をガイドとしてお役立ていただき、ご自分にぴったりの草履を見つけて、最高の振袖コーデで特別な日を着飾ってください。

     

    振袖用の草履とは?

    まず、振袖用の草履について、基本的なことから解説しましょう。

    振袖は、留袖や打掛に並び、最高の格式である第一礼装(略礼装である訪問着や付け下げより格上)になります。そのため、それなりに見映えのするものをチョイスするのがポイントです。

    振袖用の草履は、「台」「鼻緒」「天」「前坪」「巻き」「底」の6つのパーツからなります。

    「台」は、足を乗せる部分全体を指します。とくに足が接する面のことを、「天」といいます。天の上で足が動きにくいように、台に3点で固定されている紐が、「鼻緒」です。親指と人差し指を挟む部分が、「前坪」です。地面と接触する面が、「底」。天と底の間の側面が、「巻き」になります。

     

    振袖用草履の選び方:基本とマナー

    草履の高さとサイズの選び方

    草履

    振袖に合わせる草履を選ぶ際、まず意識すべきは草履の高さとサイズです。全体のバランスを美しく見せるためにも、この2つが非常に重要です。

    一般的に、振袖にはかかとが高めの草履が良く似合います。振袖の華やかさに負けない存在感を演出し、スタイルアップ効果も期待できるためです。高さの目安としては、5cmから7cm程度が推奨されます。ご自身の身長や振袖の丈、そして何より履き心地を考慮して、最適な高さを選ぶことが大切です。

    ちなみに、格式の高い草履ほど、台が高いと理解してください。

    台の高さは、側面の「巻き」を見ればわかりますよ。巻きは、「通し」と呼ばれる芯と、「半月」と呼ばれる芯から成ります。

    草履のつま先からかかとまで、一枚で繋がった層を「通し」といい、半分の長さで細長い三角形の通しが「半月」です。

    もっとも格式が高いのが「3枚芯」といって、3枚の通しから成ります。正式には「3の3芯」といいます。前の3は通しの数で、後の3は芯の合計数です。

    このすぐ下の格が「2の3芯」。通しが2枚で、真ん中に半月が1枚入っています。合計で3芯になります。

    ただ最近では、こうしたルールはあまり重視されず、とくに成人式に出席する若い世代の中では、脚長効果が期待できる4芯や5芯といった、かなり高いタイプも人気です。

    参考までに男性は、成人式の和装コーデとして羽織・袴を用いますが、その場合は、女性の草履よりも底が薄い雪駄が基本となります。

    続いてサイズですが、靴のように、〇〇cmといった数字表示はありません。S/M/L/LLなどのアルファベットによる区分が一般的です。

    草履のサイズは、足がかかとから1〜2cm、小指も少しだけ外にはみ出すくらいがちょうど良いとされています。草履が足より大きいと、見映えが悪いうえ、天の上で足が動くと疲れやすくなるので注意しましょう。

    ちなみに大まかな目安は以下の通りです。靴のサイズより0.5cm小さいサイズとお考えください。例えば、普段24cmの靴を履いている方なら、23.5cmと考えてMサイズにするとよいでしょう。

    S

    〜22cm

    M

    22.5〜23.5cm

    L

    24〜24.5cm

    LL

    25〜25.5cm

     

    草履の素材とデザイン

    草履の素材とデザインは、振袖全体の印象を大きく左右します。素材は、本革、エナメル、佐賀錦、合皮など、多種多様です。

    エナメル素材は、光沢感が華やかさを演出し、とくに成人式などのフォーマルなシーンに最適です。カラーも、金、銀、白、黒、赤、ピンク、グレーやブラウン、それらが複数混ぜ合わさったタイプなどさまざまです。

    佐賀錦は、金や銀、漆を貼った和紙の繊細な糸と染めた絹糸を丹念に織り上げており、きらびやかな輝きと重厚感が特徴。上品で落ち着いた雰囲気を醸し出します。より格式高い印象を与えたい場合におすすめです。

    合皮は、安いうえに比較的手入れがしやすく、普段使いにも適しています。デザインもとても豊富です。

    花をはじめとする吉祥文様の刺繍が施されたもの、ゴールドやシルバーをベースとしたラインストーンがあしらわれたもの、シンプルな無地のものなど、振袖の色柄や雰囲気に合わせて選びましょう。振袖に使われている帯地の色や柄を草履に取り入れると、統一感が出せます。あるいは、あえて反対色を選ぶことによって、コーディネートにアクセントを加えることも可能です。

     

    草履とバッグのコーディネート

    振袖

    振袖を着る際、草履とバッグのコーディネートも意識することが重要です。

    一般的には、草履とバッグはセットでレンタルまたは購入することが推奨されます。なぜなら、色、柄、素材を揃えることで、コーディネートに統一感が生まれ、洗練された印象を与えることができるからです。

    振袖の色柄を引き立てるようなバランスの取れた組み合わせを意識しましょう。

    例えば、振袖に華やかな柄が入っている場合は、草履とバッグはシンプルなデザインのものを選ぶことで、振袖の美しさを際立たせることができます。逆に、振袖がシンプルなデザインの場合は、草履とバッグに刺繍や柄が入ったものを選ぶと、華やかさをプラスできるでしょう。

    素材感も重要なポイントです。エナメルの草履には、同じくエナメル素材のバッグを合わせるなど、素材感を統一することで、より洗練された印象になります。

     

    草履をレンタルするメリット

    ここで、草履をレンタルするメリットについて詳しく解説しましょう。

     

    コストを抑えられる

    振袖一式を新たに揃えるとなると、高いものでは数十万円〜100万円前後かそれ以上の費用がかかります。振袖本体はもちろんのこと、振袖コーデでは、下記の一覧にあるような和装小物が必須となります。レンタルならこれらが全てセット料金で安く借りられます。

    • 長襦袢
    • 草履・バッグ
    • 帯板
    • 帯揚げ・帯締め
    • 肌襦袢
    • 和装ベルト
    • 伊達締め
    • 帯枕
    • ショール
    • 足袋

    など。

    中でも草履は、使用頻度が比較的少ないアイテムのため、購入よりもレンタルの方が、費用を大幅に抑えられます。とくに、高品質な草履は高価なため、一度しか使用しない可能性があることを考えると、レンタルのメリットは大きいと言えるでしょう。

    浮いた費用を他のアイテムに充てたり、成人式後の旅行や趣味に使ったりすることもできます。

     

    保管場所に困らない

    草履は、一般的にデリケートな素材でできていることが多いため、保管には細心の注意が必要です。

    湿気を避け、型崩れしないように保管する必要がありますが、適切な保管場所を確保するのは意外と難しいものです。とくに、下駄箱のスペースが限られている場合や、一人暮らしの方にとっては、保管場所の確保が大きな負担となることも少なくありません。

    その点、レンタルであれば使用後に返却するだけで、保管場所の心配はいりません。とくに都市部に住んでいる方や、収納スペースが限られている方にとっては、大きなメリットでしょう。保管の手間が省けると、より気軽に振袖を楽しむことができます。

     

    様々なデザインを試せる

    草履

    レンタルショップでは、多種多様なデザインの草履を取り扱っています。古典的なタイプから、モダンなデザイン、個性的なものまで、様々な選択肢の中から、ご自分の好みにぴったりの草履を見つけることができます。

    購入となると、どうしても慎重になり、無難なデザインを選んでしまいがちですが、レンタルであれば、気軽に色々なデザインを試せます。普段は選ばないようなデザインに挑戦してみるのも良いでしょう。

    また、振袖を複数枚持っている場合、それぞれの振袖に合わせて草履を変えることも可能です。

     

    草履以外もレンタルするとさらにお得!

    レンタルには、他にも以下のようなメリットがあります。

    • ネットレンタルなら、自宅や出先などどこでも、時間を気にせずいつでもページを検索して予約・注文できる
    • 常に新着のデザインやブランドなど多くの種類から、ご自分に合うものを探すことができる
    • 振袖以外のお宮参り、七五三用の着物、入学式のスーツ、ワンピースといった他のカテゴリの衣装も安くレンタルできる(lineの公式アカウントから登録するとクーポンがもらえてお得といったサービスや・期間限定のキャンペーンなどが多い)
    • オフシーズンなら(振袖の場合は、とくに成人式が過ぎると)さらに格安でレンタルできるケースもある
    • ネットレンタルの場合はスマホがあれば、登録(ログイン)から予約、返却まで簡単に行える
    • 商品を自宅に郵送で届けてもらえる(配送が無料のサービスも多い)
    • お支払いは、クレジットカード・代金引換・銀行振込・コンビニ・ATMに対応(お店による)
    • 返却時も連絡をせずに自宅から発送するだけ
    • 急なニーズ、お呼ばれでも対応できる(ネットレンタルなら24時間・365日いつでも注文可能)

    以上のように利点が多い反面、とくにネットレンタルの場合は、リアル店舗と違って試着ができないため不安という声がよく聞かれます。しかし、最近のネットレンタルでは専用サイトの商品ページで、鮮明な複数の画像とともにサイズについても細かな情報が表示されています。

    その内容を確認してご注文をいただければ、届いてからデザインが思った通りでないとか、サイズが合わないといったトラブルはほぼありませんので安心してください。

     

    レンタルの流れ

    振袖レンタルの予約から返却までの基本的な流れを説明しましょう。

    振袖レンタルは、すべての手続きがオンラインで完結するネット店舗とリアル店舗の、大きく2種類に分かれます。両者では、レンタルする際の流れが異なるので、成人式用にレンタルすることを想定して順に解説していきます。

     

    ネット店舗の流れ

    1. 専用サイトのカタログページで検索して振袖を選ぶ
    2. 希望の振袖がレンタルしたい日に空いているかを確認する
    3. レンタルできるなら会員登録を済ませて、スマホやパソコンから予約する
    4. 小物を必要に応じてセットで注文する
    5. お支払い方法を選択する
    6. 注文情報を確認のうえ決済を完了する
    7. 成人式の前に振袖が届く(式までに前撮りを行う場合は余裕をもって予約する/試着ができるかはお店による)
    8. 成人式当日に振袖を着用する
    9. 振袖を郵送で返却する(クリーニングやアイロンがけは不要)

     

    リアル店舗の流れ

    1. レンタルしたいお店に来店予約をする(いきなり行くより予約した方がしっかりと対応してもらえます)
    2. 予約した日時にお店を訪れ、試着のうえ予約する
    3. 前撮り撮影を行う(希望の場合のみ)
    4. 成人式の前に振袖が郵送で届く
    5. 成人式当日に振袖を着用する
    6. 振袖を郵送で返却する(クリーニングやアイロンがけは不要)

     

    レンタルの注意点

    1. 価格や送料、その他のサービス内容はショップによって異なるため、事前に利用規約や口コミなどをよくチェックしましょう。
    2. サイズはショップによって表示が異なるため、よく確認しましょう。
    3. 不明な点や疑問点があれば、遠慮せずショップのスタッフに質問したり、電話やメールで問い合わせたりするようにしましょう。
    4. ひどい汚れや破損があると追加料金が請求される場合があります。1,000〜2,000円ほどの保険に入ると、その心配がなくなるので、気になる方はショップにお問い合わせください。
    5. 返却が遅れると延滞料金が発生するため、使用後は速やかに返却(返送)しましょう。
    6. 小物の中でも、髪にセットする飾り(かんざしや水引、造花など)はレンタルできないケースが多いので、購入するなどして手配する必要があります。
    7. 成人式や卒業式などのシーズンは注文の件数が急増して商品が品薄になります。早いショップでは1年以上前から予約できるため、極力早期の予約をおすすめします。

     

    草履以外にレンタルできる小物

    先ほどご紹介した和装小物の中で、とくに草履以外に重要なアイテムについて、選び方とともに解説しましょう。

     

    バッグ

    繰り返しになりますが、振袖姿をさらに華やかに演出するために、草履とセットでレンタルできるバッグも多数用意されています。草履とバッグのデザインや素材を合わせることで、コーディネートに統一感が生まれます。

    形状も様々なものがタイプ、ハンドバッグ、クラッチバッグ、最近では着物に珍しいショルダーバッグなどもあります。振袖のデザインや、ご自分の好みに合わせて、最適なものを選びましょう。

     

    袋帯・帯揚げ・帯締め

    振袖

    袋帯とは、表地と裏地が筒状に縫い合わされた帯で、目に見える表のみ柄があります。伝統的な丸帯より倍ほど軽く、立て矢結び・ふくら雀結び・花結びなどの「変わり結び」ができます。

    袋帯と振袖は、互いに主役と脇役の役割があります。一方が華やかな場合は、もう一方をシンプルにすることで、全体の調和がとれます。どちらも明るく華やかなものをチョイスしてしまうと、コーデとしてはメリハリがなく、派手になりすぎるので注意が必要です。

    帯揚げは、帯の内側に巻いて帯の形を整えたりズリ落ちないように安定させたりするためのものです。帯の上からチラ見せすることでコーデの一部としての役割も果たします。帯揚げは、振袖や袋帯と同系色のものでも良いですが、まったく異なるタイプの色や柄をチョイスしても、良いアクセントになるのでおすすめです。

    帯締めは、帯の着崩れを防止するために、帯のセンターに沿って上から巻く紐のことで、様々なデザインや素材のものがあり、コーデの一部としても楽しめます。

     

    長襦袢

    振袖の下に着る和服版の下着です。汗や皮脂などの汚れ、着崩れ、寒さなどを防ぐ目的があり、上半身だけの半襦袢、袖や丈が短めの肌襦袢もあります。

     

    重ね衿・衿芯

    重ね衿は、オシャレ目的で振袖に縫い付けて着物を2枚重ねて着ているように見せるためのアイテムです。「喜びを重ねる」という縁起の意味もあり、伊達衿(だてえり)ともいいます。

    衿芯は、長襦袢の衿に内側に差し込んで衣紋を抜き、うなじのラインを美しく見せる効果があります。

     

    ショール

    冬場の成人式には、ショールがあると非常に便利です。防寒対策としてはもちろんのこと、コーディネートのアクセントとしても活躍します。

    ショールの素材は、ファー、レース、ベルベットなど、様々な種類があります。ファー素材のショールは、暖かく、華やかな印象を与えます。レースは、上品で繊細な雰囲気を演出。ベルベットは、高級感があり、落ち着いたイメージになるでしょう。

    振袖の色や柄、ご自分の好みに合わせて、最適な素材を選びましょう。また、ショールの色も重要です。白が主流ですが、最近では、ピンクやグレー、ブラウン、ブラックなど様々なタイプがあります。振袖の色と合わせるのも良いですし、あえて反対色を選ぶことで、コーディネートにアクセントを加えることもできるでしょう。

     

    まとめ:振袖レンタルで最高の草履を見つけよう

    振袖小物

    成人式は、一生に一度の特別な日です。最高の振袖姿で、思い出に残る一日を過ごしたいですよね。振袖レンタルを利用すれば、草履も手軽にコーディネートできます。購入するとなると高価な草履も、レンタルなら気軽に試すことができますし、保管場所にも困りません。

     

    e-きものレンタルは創業50年以上の歴史を持ち、成人式やご結婚を迎える皆様に向けて素敵な振袖を多数取り揃えております。ワンピースやセットアップ、男性用の羽織袴やフォーマルスーツもご用意していますので、ご家族様でご利用いただけますと、大変お得です。

    お客様の顔合わせが成功しますように、経験豊富なスタッフが精一杯の真心を添えて全面的にサポートいたします。振袖の着付けに欠かせない小物も、無料でコーディネートしてお送りしますので、お着物初心者の方もご安心ください。

    皆様のご利用を心よりお待ち申し上げております。

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    e-きものレンタル 編集部

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