

【母親の入学式コーデの悩み解決】着物なら訪問着で!コスパが良くてデザイン豊富なレンタルがおすすめ

【母親の入学式コーデ】着物なら訪問着で!コスパが良くてデザイン豊富なレンタルがおすすめ
4月になると新生活がスタートします。お子さんの入学式に参加なさる親御さんも多いのではないでしょうか。
ただそこで考えなければならないのが、入学式に着ていく衣装選びです。
お子様は学校の制服やスーツなどで出席しますが、お母様は何を着るのが相応しいでしょう??
紺や黒のスーツ?卒業式にはシックでいいけど、入園式・入学式には少し地味?
少しは春らしく華やかに装いたいわ…。
でも、最近は入園式・入学式で着物を着るお母さんは少ないし、主役は子供だから着物が派手で、やりすぎると「私が主役よ!」と主張しているみたいで、気が引ける…。と悩むお母さんも少なからずいらっしゃいますね。
ただ、そこは心配いりません。ぜひ着物で参加してください。
「着物は高いし、着るのが難しそう」という方も大丈夫!コスパが良くてデザインが豊富な着物レンタルを利用すれば、問題ありませんよ。
今回は、母親の入学式におすすめする着物や、レンタルがおすすめな理由、着付けやヘアスタイルに関する疑問についてわかりやすく解説します。
この記事をご覧になれば、入学式にどんな着物を着ればよいかがよく理解でき、きっと入学式が今以上に楽しみになりますよ。
母親の入学式コーデは「訪問着」がおすすめ!
入学式や入園式に参加するお母さまにおすすめする着物は、ズバリ「訪問着」です!
訪問着は、その名の通り仲人や恩師などお世話になっている方のお宅を訪問したり、結婚式やパーティー、お茶会などに出席する際にもっとも利用される人気の着物です。
もちろん、お子さん関連のイベントでは、お宮参りや七五三、入学式や入園式、さらには卒業式でも着用して構いません。
訪問着とは
訪問着とは女性用着物の種類のひとつで、準礼装にあたります。
着物には「第一礼装」と「準礼装」という2つの格があって、それぞれ身につけてよいシーンが決められています。
第一礼装は、結婚式の際の親御さんや親族が着用する黒留袖や、フォーマルな式典やパーティーなど行事で着る色留袖(五つ紋)、成人式や結納、独身女性が結婚式にお呼ばれした際に着る振袖、花嫁衣装の白無垢、色打掛などです。
今回の主役である訪問着は、紋ありなら色留袖(三つ紋・一つ紋)、付け下げや色無地とともに準礼装に分類されます。紋なしの場合は、準礼装より格が下の「略礼装」となります。
例えば黒留袖は既婚者しか着用できないのがマナーですが、訪問着は、未婚・既婚問わず誰でも着ることが出来る便利な着物です。まさに入学式にピッタリで、人気もトップです!
訪問着の特徴としては、肩の部分に柄があり、裾の模様は絵羽模様(えばもよう)と言い、縫い目をまたいで柄が繋がっています。高級なものは、正絹(シルク)で作られていますが、最近では価格が安いポリエステル製のものも数多く出回っています。
中には、お子様のお宮参りや七五三の時に着用された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
上品で落ち着いた色柄の商品が多く、女性を上品に見せる効果もあります。とくに春なら、桜、牡丹、バラ、藤、松竹梅など季節を感じさせる花などの柄があしらわれたものや、ピンクやオレンジ、グリーンなど春らしいカラーのものが人気ランキングの上位を占めますよ。また、デザインは定番の古典からレトロやモダン、くすみ、淡いぼかしなど、さまざまなタイプが見られます。
最近は和服が見直されている事もあり、入園式・入学式に着物を着る人が増えています。訪問着は着たことがないというビギナーの方も、ぜひこの機会にトライしてみてください!
訪問着の疑問を解決!
ここで訪問着に関してありがちな疑問にお答えしましょう。チェックしておくと、入学式の直前になって慌てなくてすみますよ。
訪問着は高いの?
一言に訪問着といっても、その価格はさまざまです。一般的には、10〜30万円前後で購入できますが、有名デザイナーの作品やブランドものなら50万円以上、上質なシルクで仕上げる一品ものの場合は、数百万円にもなるケースがあります。
着物中心の生活や、着物関連のお仕事をしている場合を除いて、訪問着はそう頻繁に着用する機会はありません。そのため、後にご説明するようにフルセットでも数万円程度で済む着物レンタルを上手く活用する方が安く済むのでおすすめですよ。
訪問着の帯はどんなデザインがいいの?
訪問着の格は「準礼装」か「略礼装」なので、フォーマル用の帯を用いるのが一般的です。
具体的には「袋帯(二重太鼓)=フォーマル」「名古屋帯(一重太鼓)=カジュアル」となるため、「綴れ帯(後述します)」など一部をのぞき、訪問着を着る際には「袋帯」が基本です。ただし、最近では訪問着より少し格が下がる付け下げとか色無地も訪問着と同じ役割で使用されるケースがよくあります。その際は、織りの入った名古屋帯や八寸帯を使うケースもあります。
着物は基本的に、織りより友禅などの染めの方が高級とされますが、帯は逆で染めたものに比べると織りの方が格は上になります。最上級品として大変重厚で品格のある西陣織が有名です。
格式の高いシーンで着物姿が映えるように、袋帯には、吉祥文様、有職紋様、正倉院文様といった手の込んだ作りで、見た目にも豪華な柄が豊富に織り込まれています。
ただし、先ほど触れた一重太鼓である「綴れ帯」に限っては、例外的に訪問着に合わせても良いとされています。
「綴れ」とは数ある織り技法の一つで、「日に一寸(一日で3.8cmほどしか織り進められない)」と言われるほど職人の緻密な作業が必要になる技法であり、かなりの時間をかけて織り上げられます。
ふっくら体型や細身スタイルでも大丈夫?
まったく問題ありません。購入の場合は、その方のジャストサイズでオーダーしたり、既成品をサイズ調整してもらったりできます。
着物レンタルでも、注文画面でサイズについて細かく説明されていますし、さまざまな体型の方に合う訪問着が多数揃っているので、心配いりませんよ。
訪問着の着付けは自分でできるの?
訪問着は、慣れれば自分で着付けることも可能です。ただし、初心者の場合はかなり難しいといってよいでしょう。この後に説明しますが、訪問着を着る際は、多くの和蔵小物が必要で、それらを使い、順を追って正しく着付けていかなければなりません。
いくつもコツがあり、それらを把握していなければ、トータルバランスがおかしくなったり、着崩れを起こしたりして、せっかくの訪問着が台無しになりかねないでしょう。とくに入学式は、式が終了してもその流れで保護者同士の顔合わせや食事に行くなど、すぐに帰宅できない可能性があります。長時間になると着崩れすることが多いため注意が必要です。
そのため、時間に余裕があれば着付け教室に通って着方をマスターするか、最初のうちはプロの着付け師にお願いするのがおすすめですよ。
訪問着に似合う髪型は?
訪問着に似合うヘアスタイルは、髪の毛の長さによって違ってきますよ。「ショートヘア」「ミディアムヘア」「ロングヘア」に分けて具体的に解説しましょう。
♦ショートヘア向き
ショートヘアの場合は、あまり無理せずスッキリと見せることができるので訪問着向きかもしれません。
ショートヘア向きの髪型のポイントは、トップから後頭部にかけてボリュームを出すことです。後ろ衿の膨らみやお太鼓のボリュームを考えるとその方がシルエットが美しくなりますよ。
トップをカーラーで巻いてふんわりさせたら、イメージとしてはサイドから見た時に、耳より後の幅が、前の幅(おでこまで)の1.5倍くらいに膨らむのがベスト。
また衿足は、アゴのラインよりも下にならないように注意しましょう。アゴラインより下まで伸びていると、訪問着の衿にかかってしまって見た目が悪くなるからです。
サイドや後ろに編み込みを入れても華やかさがプラスされていいかもしれませんよ。
オイルやバーム、ジェル等などを使って強めにツヤを出すと、さらにスッキリとしてスタイリッシュに見えるのでおすすめです。
♦ミディアムヘア向き
ミディアムヘアは、アレンジの幅が広く、さまざまなスタイルを楽しむことができますよ。
サイドが膨らみすぎないように気をつけてトップにボリュームを持ってくるのが基本です。
オーソドックスなスタイルは、後のセンターで一つ髪を一つにまとめて耳の高さを目安にゴムでしっかり留めます。そのままくるりんぱして毛先をゴムで結び、内側に折りたたんでピンで止めると、スッキリとしたスタイルが完成しますよ。
髪をまとめる時に、全体にツヤのあるワックスをなじませておくと、セットがしやすいだけでなく見た目も綺麗になります。
編み込みや、シニヨンでのアップスタイルもおすすめですよ。先ほどショートヘアのところで説明したように、後頭部にボリュームを持たせると訪問着のスタイルバランスがよくなります。
ご自分のヘアだけでボリューム感が足りない場合は、チップかやや下の部分に毛たぼを入れてセットするのもよいでしょう。
♦ロングヘア向き
ロングヘアもミディアムに負けないくらい、さまざまなアレンジが楽しめますが、いかにスッキリとまとめ上げられるかがポイントです。
ストレートのロングなら、後ろでねじるようにしてまとめる夜会巻きがおすすめ。シンプルな和風美人ができあがります。シニヨンでまとめてもいいですよ。
このとき、あまり小さくまとめすぎず、あえて後頭部にボリュームをもたせるとロングヘアならではのゴージャス感が演出できます。
ストレートをまとめ上げるだけでは物足りないと感じる方や、パーマの方は、編み込みを入れてアップにするのもよいでしょう。
![]() | 訪問着におすすめの髪飾りは?シーンに合った選び方やヘアスタイルとの相性・注意点も紹介! 訪問着におすすめの髪飾りや選び方を詳しく解説しています。訪問着に合うヘアスタイルも紹介。合わせてご覧ください。 |
訪問着はレンタルがおすすめ!5つのメリットを解説
入園式・入学式前はお子様の準備だけでも大変ですよね。必要な物も数えきれない位あって、それら全てに名前を書いて…。並行して、着物に必要な物を揃えるだけでも大変です。
そもそも、着物に馴染みが無いので、何が必要なのか分からない…。という不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか?そこでおすすめなのが着物レンタルです。
続いて、入学式用の訪問着に着物レンタルがおすすめの理由をご紹介しましょう。
コスパがいい
訪問着は、小物を含めてフルセットで購入すると、価格が数十万円かそれ以上するケースが珍しくありません。しかし着物レンタルなら、わずか数万円でおしゃれな訪問着が借りられるため大変コスパがいいです。
小物がセットでレンタルできる
着物レンタルの場合は、無料で和装小物も借りることができます。訪問着は、単品で着物だけあればいいわけではありません。
長襦袢や帯揚げ、帯締め 、重ね衿、肌着、腰紐、伊逹締め、帯板、帯枕、衿芯、和装ベルト、 草履、足袋など数多くの小物が必要になります。着物レンタルはこれらがレンタル料金に含まれている(ただし髪飾りは除く)ので、購入に比べるとかなりお得ですよ。
e-きものレンタルで訪問着のレンタルを申込みいただくと下記の15点がセットになっていてとても便利です。
- 着物
- 長襦袢(白半衿付き)
- 袋帯
- 帯揚げ
- 帯締め
- 重ね衿
- 肌着(ワンピースタイプ)
- 腰紐(4本)
- 伊達締め(2枚)
- 和装ベルト
- 帯枕
- 帯板
- 衿芯
- 草履バッグセット
- 足袋(新品プレゼント)
好きなデザインやブランドが選べる
着物レンタルは、ラインナップが豊富な点も魅力です。購入だと年を重ねたり、体型が変わったりすると着れなくなる可能性がありますが、着物レンタルだとその時の年齢や目的に合わせたデザインやサイズの訪問着をチョイスできます。身長の高低を気にする必要もありません。しかもいつでも新品のように綺麗なものが着用できるのも嬉しいです。
しかも訪問着は、色んなブランドや有名デザイナーがデザインしており、毎年のように新作もリリースされるため、レンタルの方が流行にキャッチアップしやすいでしょう。
手続きが楽
着物レンタルには、ネット店舗で借りるのと、リアル店舗を使う2つの方法があります。とくにネット店舗の場合は、スマホがあれば予約の受付から支払いまですべての手続きが済むのでとても便利です。
アカウントを作り、サイトでカタログのページからお気に入りの商品を検索したら、そのまま申し込んで決済するだけです(2泊3日や3泊4日という形で期間を決めてレンタルできます)。ルールや利用方法はショップによって異なりますが、利用規約やよくある質問などで詳細を確認してキャンセルができたり、返金の保証をしてくれたりするサービスがあるお店を選ぶと安心ですよ。
わざわざお店に出向かなくても、ご家族と相談して自宅から予約したり、お友達と一緒に選んだりできるのも嬉しいですよね。メンズにも対応しているので、お父さまの衣装も調達できますよ。
急なニーズにも対応できる
着物レンタルは、急なニーズにも対応できます。とくにネット店舗の場合は、入学式の直前で「訪問着が着たい!」という気分になった場合でも、24時間・365日いつでも時間を気にせず希望に合わせて日時を指定のうえ予約できます。また、訪問着一式を全国どこでも郵送で届けてくれる(往復の送料が無料)宅配のサービスも活用できるので大変便利ですよ。
クリーニングが不要
着物レンタルは、使用後のクリーニングが要りません。訪問着のクリーニングは、一着につき数千円から1万円前後かかるのが一般的です。かさばるため、クリーニング店に持っていくのも楽ではないでしょう。そうした手間とお金がかからないというのは、お得感がありますよね。
ひどく汚したり、破いたりした場合は、クリーニング代や補修費が請求されることがあります。ただそのような場合に備えて、1,000〜2,000円くらいで入れる保険を利用する方法もあるので、心配な方は入っておくとよいでしょう。
e-きものレンタルでは、訪問着のレンタルをしていただいたお客様が加入できる「安心サポートシステム」をおすすめしています。
詳しくは、 ご利用ガイド▶安心サポートシステム をご覧ください。
使用後の手入れや収納が不要
購入の場合は、使用後にクリーニングしたり、定期的に陰干ししたりと何かと手入れが大変です。収納にも意外と場所をとります。着物レンタルでは、そのようなことが一切必要ないためとても便利で余分な手間がかかりません。
まとめ
日本文化と切っても切れない着物。
中でも訪問着は、お子様の新しい門出に相応しいお召し物です。
控えめで、華やかで、日本人としての勝負服。
そんな訪問着で入園式・入学式にご出席するのも素敵ですね。着物専用のフォーマルレンタルなら、そのニーズに十分お応えできます。
e-きものレンタルでは、訪問着がご入用の皆様を経験豊富なスタッフが全面的にサポートいたします。
愛知で創業50年以上の歴史を持ち、トレンドから根強い人気の定番まで幅広いラインナップを数多くご用意しております。小物もスタッフが無料でコーディネートしてお送りしますので、お着物初心者の方もご安心ください。
皆様のご利用を心よりお待ち申し上げております。