

卒業式の袴スタイルで映えるメイクはこれ!簡単に可愛く見せるポイントやNGをご紹介!

卒業式の袴スタイルで映えるメイクはこれ!簡単に可愛く見せるポイントやNGをご紹介!
卒業式の袴コーデはメイクもセットで考えなければいけません。
でも「そもそも袴用のメイクって?」「いつもと同じじゃダメ?」など、袴に合うメイクについてよくわからないという方が多いのではないでしょうか?
結論からいうと「いつものメイクではダメ」です!
そもそも袴スタイルは普段着とはデザインも形も大きく違いますからメイクもいつもと違って当然ですよね。
そこで袴スタイルに映えるメイクの基本から、ベースメイク、アイメイク、リップやチークのポイントについて詳しく解説します。
これを読めば式当日のメイクはバッチリですよ!ぜひ最後までお読みくださいね。
4つの基本的な袴スタイルを知ろう!
一言に袴スタイルといってもさまざまな種類の柄やデザインがあるので、メイクもそれに合わせて変える必要があります。
具体的には以下の4つに分けられます。
古典系 | 桜や梅、菊、椿など伝統的な和風ベースのデザインが特徴 |
レトロモダン系 | 伝統的な柄と幾何学模様の融合 |
モダン系 | 和と洋の融合、花柄が現代風に抽象化されている、くすみカラーも多い |
ポップ・カジュアル系 | パステルやビビッドなどかなり今風にアレンジされている |
古典系は和装メイクが基本ですが、表の下にいくほど色使いを華やかにしたり、ポップに仕上げたりすると映えますよ。
袴メイクの基本:知っておきたい3つのポイント
それでは早速、袴メイクの基本を3つに分けて解説しましょう。
- 袴の色に合わせたメイクの選び方
- ベースメイクはいつもより丁寧に
- アイメイクで印象的な目元を作る
袴の色に合わせたメイクの選び方
袴の色や柄に合わせて、メイクの色味を調整しましょう。
古典柄なら落ち着いた色味、モダン柄なら少し冒険した色使いもおすすめです。袴の色は、赤、紺、緑、紫など様々ですが、それぞれに合うメイクの色味があります。
例えば、赤色の袴なら、ピンクやオレンジ系の暖色系メイクがおすすめ。
紺色の袴には、ブルーやシルバー系のクールなメイクが映えるでしょう。
緑色の袴の場合は、ブラウンやゴールド系のナチュラルなメイク。
紫色なら、パープルやピンク系のフェミニンなメイクが似合います。
二尺袖や振袖の柄についても、大柄ならそのインパクトに負けないようにメイクも華やかに、小柄なら落ち着いたメイクを意識するとよいでしょう。
ベースメイクはいつもより丁寧に
袴スタイルでは、ベースメイクはいつもより丁寧に行うのが基本です。色白できめを細かくするととても上品に見えるうえ、写真映えもしますからね。
丁寧に仕上げるとその後のメイクのノリや持ちが良くなります。寒いと乾燥しやすいですし、式の当日はバタバタしてゆっくりメイク直しする時間が取れないことが多いので、メイクの持ちはとても重要ですよ。
アイメイクで印象的な目元を作る
袴コーデでは、アイメイクはしっかり目にするのがポイントです。アイラインをうまく使えば目力がアップするので、意識してみてくださいね。
アイシャドウは袴の色やデザインに合わせるといいですよ。マスカラでボリュームと長さを強調するのも大事です。
ベースメイク:美肌を叶えるためのステップ
袴用のベースメイクについてさらに詳しく解説しましょう。
下地で肌のトーンを均一に
ベースメイクは、美しい肌を作るための最初のステップ。まず、化粧下地を顔全体にムラなく塗ります。色付きの下地を使うと肌の色ムラをカバーし、ワントーン明るい肌に見せることができますよ。
ピンク色の下地は、血色感をプラスして健康的で可愛らしい印象に。ベージュの下地は、肌の色ムラをカバーしてナチュラルな仕上がりに。ラベンダーの下地は、くすみをカバーし透明感のある肌に見せてくれます。
気になるシミやニキビ跡などの部分には、コンシーラーを使いましょう。コンシーラーは、ファンデーションの色よりワントーン明るい色を選ぶとより自然にカバーできます。
コンシーラーを塗るときは、指で叩き込むようにするとムラができませんよ。
ファンデーションは薄く重ねる
ファンデーションは肌の悩みをカバーし、美しい肌に見せるための重要なアイテム。リキッドファンデーションは、みずみずしくて伸びが良いので薄く重ねられます。
スポンジやブラシを使うとムラなく均一に塗れるのでおすすめ。一度にたくさん塗るのではなく薄く重ねるのがポイントです。その方が厚塗り感がなく、ナチュラルな仕上がりになりますよ。
リキッドファンデーションの後にパウダーファンデーションを重ねると、ファンデーションが崩れにくくなります。パウダーファンデーションは、ブラシで軽くのせるとナチュラルな仕上がりになりますよ。
ファンデーションの色は、自分の肌の色に合ったものを選ぶようにします。首の色とファンデーションの色を比べて首よりも少し明るめのタイプを選ぶと、顔だけ浮いてしまうのを防げますよ。
フェイスパウダーで仕上げは完璧に
フェイスパウダーはテカリを抑え、メイクを長持ちさせるために必須です。卒業式会場はトイレも混み合いますし、時間にも余裕がないのでまめにメイク直しをしている時間はありません。ですからメイクを長持ちさせるのはとっても大事ですよ。
フェイスパウダーには、ルースパウダーとプレストパウダーの2種類があります。
ルースパウダーは粉状のフェイスパウダーで、ふんわりとした仕上がりになります。プレストパウダーは固形状のフェイスパウダーで、持ち運びやすく外出先でのメイク直しに便利です。
フェイスパウダーはブラシを使うと、ムラなく均一に塗ることができます。パフの場合は、パフに粉を揉み込み余分な粉を落としてから肌に軽く叩き込むように塗ると粉っぽくならずにきれいに仕上がりますよ。
フェイスパウダーは、顔全体に塗るだけでなく、テカリやすいTゾーンや小鼻の周りに重点的に塗るとよりメイク崩れを防げます。
アイメイク:袴姿に映える目元を作る
続いてアイメイクについての詳しい解説です。
アイシャドウは袴の色と合わせて
アイシャドウは、袴の色や柄に合わせて選びましょう。
ピンク系のアイシャドウは、可愛らしい印象を与えたい方向け。とくに淡いピンクやコーラルピンクは肌馴染みが良いのでおすすめです。
ブラウン系は、上品で落ち着いた印象を与えたい方におすすめ。グラデーションを作ると、奥行きのある目元に仕上がりますよ。
ネイビー系のアイシャドウは、クールで大人っぽい印象を与えたい方にピッタリ。ネイビーは、肌の透明感を引き立てる効果もあります。
アイシャドウの色は、袴の色だけでなく、自分のパーソナルカラーに合わせて選ぶことも大切です。パーソナルカラーとは、肌の色や瞳の色、髪の色などから診断する自分に似合う色のグループのことです。パーソナルカラーを知ることで似合うアイシャドウの色を選べます。
簡単に説明すると、パーソナルカラーは「イエローベース(イエベ)」と「ブルーベース(ブルベ)」に分けられます。
黄色みがある肌の色で温かみのある印象なら「イエベ」。青みがかった肌色でクールな印象なら「ブルべ」です。
イエベは、イエロー、オレンジ、コーラルピンクなどが馴染みます。ブルベはブルー、シルバーベースがおすすめ。
アイシャドウは単色で使うだけでなく、複数の色を組み合わせて使うとより美しい目元を作ることができますよ。
ちなみにパーソナルカラーは袴を選ぶ時にも意識するようにしましょう。メイクとともにご自分に合ったカラーをチョイスすると、袴コーデがよりセンスアップしますからね!
アイラインで目力をアップ
アイラインは目元を強調して目力をアップさせる効果があるので、袴コーデではしっかりこだわりたいところ。
アイラインを引く際は、目の形をよく確認しましょう。
一重の方は、目の際に細くアイラインを引くと目が大きく見えます。二重の方は、二重の幅に合わせてアイラインを引くとより目がはっきりします。奥二重の方は、アイラインが隠れてしまわないように、やや太めに引くとよいでしょう。
また目尻を少し跳ね上げると、より華やかで印象的な目元に仕上がります。カラーはブラックやブラウンが一般的ですが、袴の色に合わせてネイビーやボルドーなど少し色味のあるタイプを使ってもよいでしょう。
マスカラはボリュームと長さを
マスカラは、ロングタイプとボリュームタイプを使い分けて印象的な目元を作りましょう。つけまつげを使ってもOKですよ。
マスカラは、まつ毛を長く濃く見せることで目力をアップさせる効果があります。
ロングタイプは、まつ毛を長く見せる効果があり上品な印象に仕上がります。ボリュームタイプは、まつ毛を濃く見せられて華やかなイメージに。
マスカラを塗るときは、まずビューラーでまつ毛を根元からしっかりとカールさせましょう。するとぱっちりとした目元に仕上がります。
まつ毛の根元から毛先に向かって持ち上げるようにすると、ダマになりにくくきれいに塗れますよ。
つけまつげは接着剤をつけすぎないように注意し、まつ毛の生え際に沿って丁寧に付けると自然な仕上がりになるでしょう。
リップ&チーク:血色感をプラスして
次にリップとチークの使い方を解説しましょう。
チークはふんわりと
チークは、顔に血色感をプラスして健康的な印象に見せるために欠かせません。
チークは、頬の一番高い位置からこめかみにかけて入れると大人びてシャープに見えますよ。
色は、ピンク系やオレンジ系がおすすめです。ピンク系のチークは、可愛らしくフェミニンな印象になります。オレンジ系のチークは、ヘルシーで元気に見えるので写真うつりも良くなりますよ。リップの色と合わせるとメイクのバランスがとてもよくなるので試してみてくださいね。
チークには、パウダーチークとクリームチークがあります。パウダーチークは、ふんわりとした仕上がりになります。
クリームチークは、内側から滲み出るような血色感を演出できます。クリームチークを使う場合は、指でポンポンと叩き込むようにするとムラなく塗れますよ。
チークは濃く塗りすぎると不自然に見えてしまうので、少しずつ重ねて濃さを調整しましょう。
リップは袴の色に合わせて
リップの色は、顔全体の印象を大きく左右します。袴の色に合わせてリップのカラーを選ぶことでより統一感のあるメイクに仕上がります。
袴の色が赤やピンクの場合は、同じく赤やピンク系のリップを選ぶと可愛らしい印象になります。
袴が紺や紫の場合は、ローズ系やボルドー系のリップを選ぶと大人っぽさが強調できますよ。
質感もマットなタイプとツヤ感のあるタイプがあります。マットタイプは、大人っぽく落ち着いた印象。グロスを重ねるとツヤ感をプラスでき、より華やかでキュートな雰囲気になります。
リップブラシを使うと輪郭をきれいに塗れます。その前にリップクリームで保湿をすると乾燥を防ぎ、リップが塗りやすくなりますよ。
袴メイクの注意点:NGメイクを避ける
続いて卒業式の袴メイクで注意する点や避けた方が良いNGメイクについて解説しましょう。
濃すぎるメイクはNG
アイシャドウやチークの色が濃すぎるとフェイス周りが浮いてしまいます。袴メイクは、普段のメイクよりも少し華やかに仕上げることが大切ですが、濃すぎると袴姿とのバランスが取れず不自然になりかねません。
全体のバランスを見ながらちょっとずつ丁寧に仕上げるのがポイントです。
もしメイクが濃くなってしまった場合は、綿棒やティッシュで少しずつ落としながら調整するようにしましょう。
ラメの使いすぎに注意
ラメを使いすぎると派手な印象になりがちです。上品に仕上げるためにもラメは控えめにしましょう。
ラメは、メイクに華やかさをプラスしてくれますが、使いすぎると派手になり袴姿と合わなくなることがあります。
とくに卒業式のようなフォーマルな場では、ラメは控えめにする方がよいでしょう。アイシャドウにラメを使う場合は、目の際やまぶたの中央に少しだけ入れるようにします。チークにラメを使う場合は、パウダータイプよりもクリームタイプの方が肌馴染みがよく、上品に仕上がりますよ。
リップにラメを使う場合は、グロスタイプを選ぶとツヤ感が出て適度な華やかさを演出できるでしょう。
ラメの代わりにパール感のあるアイテムを使っても上品になるのでおすすめです。
当日のメイクはどのタイミングでするの?
メイクはもちろん卒業式当日の朝に行います。でもヘアメイクや着付けもありますし、どのタイミングですればいいか迷いますよね。
順番としては着付けに行く前に自宅で済ますようにします。
当日の着付けは、朝5〜8時くらいに行われるのが一般的です。同時にヘアメイクも行います。
着付けてからメイクをすると化粧品で袴が汚れてしまう恐れがあるので、着付けの前にメイクを済ませておかなければなりません。
そう考えると当日はかなり早くに起床する必要があるでしょう。持ち物は前日までに完璧に準備しておき、当日の朝はメイクをしてすぐに出発できるようにしておきましょうね!
また当日になってメイクに失敗したり、イメージと違ってこんなはずじゃなかったと慌てたりしないで済むように、本番までに一度メイクを練習しておくと安心ですよ。すると理想通りに微調整もできますからね。
ちなみに着付けに行く際は、前開きの服を着るようにしてください。上から脱ぐタイプだとせっかくのヘアメイクが乱れてしまうからです。
まとめ
卒業式では袴スタイルが映えるようにメイクにも気を配りましょう。
袴コーデには、古典系、レトロモダン系、モダン系、ポップ・カジュアル系の4種類がありますが、いずれも普段の洋服に比べるとかなり艶やかでインパクトのあるデザインになります。
そのため、メイクは袴に負けないくらい華やかに仕上げないと釣り合いません。
ご自分のパーソナルカラーを意識して袴を選び、それに合わせたメイクで当日の袴コーデをコンプリートしてください。すると写真うつりもバッチリですよ!
当日はかなりバタバタするので、卒業式を一生の素敵な思い出にするためにも時間には余裕をもって準備するようにしましょう。
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