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お宮参り 2023.02.13 2023.02.13

【対策】夏のお宮参りを快適にする服装とは?暑さ対策のポイントを紹介

【対策】夏のお宮参りを快適にする服装とは?暑さ対策のポイントを紹介

お宮参りには赤ちゃんに産着を着せてあげ、ママは訪問着などの着物姿に身を包み、おめでたい日らしく華やかな装いで望みたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

 

しかし夏のお宮参りとなると、暑さや熱中症が気になります。

 

そこで本記事ではお宮参りにふさわしく、快適に過ごせる服装のポイントを解説します。お宮参りの暑さ対策も紹介するので、夏のお宮参りの服装や持ち物で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

夏にお宮参りする際の服装

 

まずは、夏のお宮参りの服装で押さえておきたいポイントを、赤ちゃん・ママ・パパそれぞれ紹介します。お宮参りを少しでも快適に滞りなく済ませられるよう、以下の点に注意してみてください。

 

赤ちゃんの服装

お宮参りの赤ちゃんの服装は「産着」と考える方も多いのではないでしょうか。確かに産着はお宮参りの正装ですが、夏の厳しい暑さの中では赤ちゃんの負担になることも考えられます。夏のお宮参りでは赤ちゃんが快適に過ごせるものや、お母さんがお世話をしやすいものを選ぶようにしましょう。

 

ベビードレスは風通しが良いものを選ぶ

夏のお宮参りで押さえておきたい服装のポイントは、「熱のこもらないもの」「風通しの良いもの」です。特に赤ちゃんは体温が高い上、体温調節もまだうまくできないため、無理に正装にこだわらず赤ちゃんが快適に過ごせる服装を用意しましょう。

 

産着の代わりにベビードレスを選ぶのもおすすめです。ベビードレスを選ぶ際は、薄手で通気性の良いものを選びましょう。半袖タイプなど、赤ちゃんが少しでも涼しく過ごせそうなデザインのものがおすすめです。

 

肌着や内着は吸湿性のあるものにする

 

産着を着せてあげる場合、内着は白羽二重にするのが正式なスタイルです。白羽二重は正絹で作られているため肌当たりは良く、汗の吸収性にも優れて夏は涼しく過ごせます。しかし、普段着せ慣れていないママにとっては扱いにくく、「汚してしまったらどうやってお手入れすればいいの?」と悩む方も少なくありません。

 

そこで最近では、カバーオールを内着として選ぶことが多くなりました。夏のお宮参りなら、汗を吸収しやすい綿地などを選ぶと良いでしょう。

 

ベビードレスやカバーオールは白を選ぶ

 

お宮参りにベビードレスを選ぶなら白がおすすめです。産着に準じる形でフォーマルなスタイルにするのが望ましいため、できるだけ白を選ぶようにしましょう。帽子やヘアバンドなどでお顔周りを華やかにしてあげれば、夏のお宮参りにぴったりのスタイルになります。

 

産着の内着としてカバーオールを用意する場合も、白を選ぶのが無難です。ただ、産着を着せてしまえばカバーオールは見えなくなるため、多少デザインの入ったものでも問題ないでしょう。

 

ママの服装

お宮参りのママの服装は赤ちゃんを基準にするため、赤ちゃんがベビードレスならママも洋装にします。赤ちゃんに産着を着せる場合は和装でも洋装でも問題ありませんが、夏のお宮参りならママもできるだけ涼しく過ごせる服装を選びましょう。

「絽」の着物は夏でも過ごしやすい

 

着物には格があり、お宮参りでは訪問着や付下げ、色無地などを身に付けるのが一般的です。しかしこれらは夏に着るには暑過ぎるため、夏のお宮参りなら「薄物」と呼ばれる夏用の着物を選ぶようにしましょう。

 

薄物の中でフォーマルなシーンでも身に付けられるのが「絽の着物」です。絽は一定間隔で折り目に隙間が開いている通気性を良くした着物地で、着物だけでなく帯や襦袢も絽で作られているものがあります。

 

絽は7月~8月頃の着物とされてきましたが、近年では6月や9月でも真夏日が続くこともあるため、気温に合わせて身に付ける方も増えています。赤ちゃんの産着も絽で仕立てられたものがあるため、夏のお宮参りを「そろいの絽の着物で」というのも素敵です。

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風通しの良い夏用素材の服を選ぶ

 

ママがお宮参りの服装を洋装にする場合、基本的にはスーツやワンピースを身に付けます。セミフォーマルな場面のため、きちんと感のあるコーディネートを心掛けましょう。

 

スーツやワンピースは夏用のものを選べば、通気性も良く、夏のお宮参りにおすすめです。タイトなデザインのスーツやワンピースは暑さがこもりやすいため、少し余裕のあるものやAラインなど風通しの良さも意識したデザインを選んでみるのも良いでしょう。

 

なお、お宮参りはセミフォーマルな場面のためノースリーブのワンピースはNGです。半袖や五分袖など、袖のあるデザインのものを選んでください。

 

授乳しやすい服装を選ぶ

 

お宮参りに行く頃の赤ちゃんはまだまだ授乳の回数も多く、お出かけ先でお世話をしなければならないことも少なくありません。一般的なスーツやワンピースでは、授乳しにくい場合もあるためよくデザインを確認して選ぶようにしましょう。

 

授乳ワンピースでもセレモニー向けのデザインのものが多く販売されているため、そうしたものを選んだり、授乳ケープを持参したりするのも一つの方法です。

 

パパの服装

お宮参りのパパの服装も赤ちゃんを基準に決めるため、赤ちゃんに産着を着せるなら本来は羽織袴姿です。しかし、近年では赤ちゃんの服装に関係なく基本的にスーツを選ぶパパが多く、特に夏のお宮参りなら通気性の良い夏用のスーツがおすすめです。

 

夏用素材を使ったスーツを着る

 

パパのスーツは、できれば普段着ているビジネススーツは避けたいところですが、きれいに手入れされているものなら問題ないでしょう。背抜き仕立てのものや、裏地付きでも夏用の通気性の良い仕立てのものなら涼しく着られます。

 

ご祈祷のために拝殿に上がるときと写真撮影のときを除き、ジャケットは手に持つようにしてもかまいません。近年の夏の暑さは熱中症などにつながる危険性もあるため、無理せず少しでも快適に過ごせるようなスタイルで参拝してください。

 

ママと合わせてカジュアルスタイルにする

 

夏のお宮参りでは、赤ちゃんの服装にカバーオールを選び、ママと一緒にカジュアルなスタイルにしてしまう手段もあります。

 

カジュアルといってもTシャツにジーンズというわけにはいきませんが、ママがきれいめのワンピースなどならノーネクタイにジャケットでも問題ありません。また、ベストに蝶ネクタイといったジャケットなしのスタイルも、夏のお宮参りにはおすすめです。

 

夏の暑さ対策のポイント

夏のお宮参りは服装だけでなく、さまざまな面から暑さ対策をしておくことが大切です。お宮参りにかかる時間は、ご祈祷をしてもらうとしても1時間程度が一般的ですが、まだ体温調節がうまくできない赤ちゃんにとっては、危険な場合もあります。特に近年は猛暑日が続くこともあり、安全にお宮参りを済ませるためには以下の点にも注意しておきましょう。

 

脱水症状や熱中症予防を心掛ける

 

赤ちゃんは汗をかきやすく、夏場は特に水分を奪われがちです。脱水症対策としてはまめに水分を補給することが挙げられますが、生後1ヵ月ではまだ母乳やミルク以外のものを飲めないためなかなかそうもいきません。

 

出かける直前に授乳しておく、帰ってきたらすぐに授乳するなどして脱水症対策をしてあげましょう。遠くの神社に行くのであれば、立ち寄り先に授乳室がないか確認しておくことも大切です。

 

また、常温で飲める液体ミルクを持って行くのも有効です。保冷バックなどに大人の飲み物と一緒に入れて行きましょう。日よけ付きのベビーカーや日傘などで、直接日差しが赤ちゃんに当たらないよう対策してあげることも大切です。

 

暑さ対策グッズを活用する

 

夏のお宮参りには以下のようなアイテムを用意しておくのもおすすめです。

 

・ベビーカーや抱っこひもに使える冷感シート

・ハンディタイプの扇風機

・扇子

・赤ちゃんの着替え

・タオル

 

ベビーカーや抱っこひもに冷却シートを入れておけば、赤ちゃんの体を冷やしてくれます。地面からの照り返しや、お母さんの体温で赤ちゃんが暑くなり過ぎるのも防げるでしょう。ハンディタイプの扇風機や扇子を持っていれば、赤ちゃんだけでなく大人も使えて便利です。

 

汗をかいたときや、汚してしまったときのためにお着替えは忘れずに持って行くようにしましょう。

 

まとめ

 

猛暑日になることもある夏のお宮参りは、大人でも熱中症の心配があります。まだ小さい赤ちゃんならなおさら心配になるため、正装にこだわることなく、赤ちゃんやママとパパが少しでも快適に参拝できるよう、暑さ対策になる服装やアイテムを用意することが大切です。

 

「e-きものレンタル」では、夏のお宮参りに最適な絽の着物をママ用だけでなく、赤ちゃんの産着でも用意していいます。また、着付けに必要なアイテムもセットでレンタルでき、使用した後はそのまま返却するだけで済みます。

 

夏の着物を探している、手軽に着物や産着を利用したいと考えている方はぜひ利用を検討してみてください。

 

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