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着物のコト 2019.09.09 2022.09.16

成人式の振袖はどう用意する?最近耳にする「ママ振り」とは

成人式の振袖はどう用意する?最近耳にする「ママ振り」とは

一生の思い出となる成人式に、どんな振袖を着て出席するかは悩みどころ。

店舗やネットでのレンタル、もしくは購入のほかに、最近は「ママ振り」という言葉も耳にします。ママ振りとはどんなものなのか、またママ振りを着こなすための大切なポイントをご紹介します。

そもそもママ振りとは?

 

ママ振りとは、かつて母親が成人式で着た振袖のこと。最近はこのママ振りをアレンジし、自分の成人式で着るケースが増えてきています。

ママにとっても特別な思い出があるママ振り。もちろんママだけでなく、お祖父さんやお祖母さんにとっても大切な品です。自分の娘に仕立てた着物を着た孫の晴れ姿に、感動もひとしおでしょう。着物は洋服と比べると流行り廃りが少ないため、ママが着た振袖でも小物や髪型などで自分らしさや流行を取り入れることもできます。

実際に、ママ振りを着る場合は小物を店舗かネットでレンタルするか、新しく購入する方がほとんど。

ママ振りを自分の成人式で着用する場合にかかる費用は、帯などの小物数点をネットでレンタルした場合は1万円〜、店舗レンタルの場合は3万円〜が目安です。購入の場合は、店舗とネット販売のいずれも6万円〜が相場となっています。家にあるものを着るため、手軽で費用も抑えられると考えがちですが、ママ振りを着るのにも相応の費用がかかることを覚えておきましょう。

ママ振りのメリット、デメリット

成人式に着る振袖は、ママ振りを着用するほかに新調する、店舗でレンタルする、ネットでレンタルするといった選択肢があります。これを踏まえた上で、ママ振りを着用するメリットとデメリットを見てみましょう。

ママ振りを着用するメリットは?

ママ振りを選択した場合、振袖を購入するよりは出費を抑えることができます。また、他の子と振袖がかぶってしまう可能性が低いこともママ振りならでは。そして何といってもママ振り最大のメリットは、親子三代に渡って思い出が共有できるという点でしょう。

ママ振りを着用するデメリットは?

ママが気に入っていた振袖とは言え、もちろん自分の好みではない場合も。一生に一度のことなので、やはり自分で好きな振袖を選びたいという方もいらっしゃるでしょう。

また、店舗でのレンタルとは違い、前撮りや当日の着付けなどを自分で手配する必要があります。

そして費用面ですが、振袖を新調するよりは抑えられるものの、店舗で帯など複数の小物を購入またはレンタルした場合、ネットで「振袖一式」をレンタルするのと同額もしくはそれ以上になることがあります。さらに長年自宅で保管していた振袖ですので、状態によってはお直しやクリーニングが必要となることもチェックポイントです。

着物の状態をチェックしよう

ママ振りを検討するにあたり、まず見極めたいのが着物のメンテナンスやサイズ直しが必要かどうかという点です。着物の仕立て直しやクリーニングには時間がかかるため、できるだけ早く取りかかる必要があります。

サイズ直し

ママとの体型がかなり違う場合は、寸法直しなどが必要です。裄や袖丈は1万円前後でできますが、身丈や身幅直しとなると3万円以上かかることも。直す部分によって費用が異なるため、専門店に相談して見積もりをしてもらいましょう。

クリーニング

ママの振袖は長い間自宅で保管されていた可能性が高いため、シミやシワ、カビや変色がある場合はクリーニングに出さなければいけません。費用は1万円〜ですが、こちらも汚れの度合いによって金額が異なります。

必要な小物が揃っているかどうか

次に、振袖を着るために最低限必要な小物類が揃っているかどうかを確認しましょう。帯や重衿、帯揚げ、帯締めは振袖の印象を大きく変える小物です。自分の好みに合わせて、購入もしくは店舗やネットでレンタルすることも検討しましょう。

【振袖下着で必要な小物一覧】 

・肌襦袢・裾除け(ワンピース型のきものスリップでも可)

・腰紐 数本

・伊達締め

・補正用ガーゼまたはタオル

・帯枕

・足袋

・三重仮紐

・コーリンベルト

・帯板(前板・後板)

・衿芯

・着物クリップ(なくても良いがあると便利)

※着付けをお願いするところによっては一部の小物を貸し出してくれることもあります

【振袖着付けで必要な小物一覧】 

・重衿

・帯揚げ

・帯締め

・長襦袢

・半衿(長襦袢についている場合も)

・帯

【その他小物】

・草履

・バッグ

・ショールなど

これらの小物類が揃ってはじめて振袖を着ることができることを覚えておきましょう。

まとめ

振袖を用意するには、購入、店舗レンタル、ネットレンタル、ママ振りなどの選択肢があります。そのなかで、ママ振りは手軽さやコスト面を重視するというよりも、「ママやおじいちゃんおばあちゃんの喜ぶ顔が見たい」、「思い出を共有したい」といった方に向いていると言えるでしょう。

 

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