

成人式の振袖はいつから準備を始めればいい?

成人式の振袖はいつから準備を始めればいい?
一生に一度の思い出になる成人式ですが、当日を迎える前には、振袖のレンタルや購入、前撮りや着付けの予約など、さまざまな準備が必要になります。いくらかかるのか相場も気になるところですよね。
式を素敵な思い出にするためには、しっかりと準備を進めて万全の体制で当日を迎えることが大切です。
成人式のなかでも重要な振袖の準備は、いつから始めればいいのでしょうか。
この記事では、振袖を準備するスケジュールについて説明します。
成人式の振袖の準備はいつからすればいい?
「納得のいく振袖選びをするためには、いつから準備を開始したらいいのか」ということを気にしている人も多いかもしれません。
きもの店が取り扱っている振袖の数には限りがあります。
そのため、直前にレンタルや購入しようと店舗を訪れても、気に入る振袖が見つからない可能性があります。
このようなことを防ぐためにも、まずは振袖の準備を始める時期の目安を見ていきましょう。
成人式の振袖の準備は2年半前が目安
振袖の準備をスタートするのは、式の大体2年半前くらいが目安となります。
2年半前というと、高校3年生の夏頃なので、準備をするには早すぎると思われるかもしれません。
しかし、男子と違って振袖の準備には思いの外、時間と手間がかかります。この時期から情報を収集しておけば直前になってバタバタせずに済みますし、先着順の振袖や前撮り、着付けの予約が取りやすくなります。
とはいえ、この時期は大学受験や部活でも最後の大会があるため、学生は忙しくてほかのことを考えたり、予定を立てたりする余裕がないかもしれません。ましてや振袖のデザインを決めるのは、なかなか難しいのではないでしょうか。
この時点で実際に予約まで行う必要はなく、なんとなく好きなデザインの傾向やコーディネートのイメージ、お店ごとの感じや特徴を見ておく程度で問題ありません。
受験が終わる頃に、改めて検討を進めていきましょう。
早く成人式の振袖の準備を始めるメリット
振袖は、遅ければ式の半年前に決定することも可能です。
しかし、早いタイミングで準備を進めることには多くのメリットがあるため、できるだけ余裕をもって準備することをおすすめします。
振袖を早く準備することには、以下のようなメリットがあります。
- 在庫が豊富で人気の色やデザインを確保しやすい
- 新作を確保できる
- 余裕をもって仕立てができる
- 時間をかけて自分にあった振袖を探せる
- 前撮りや着付けの枠が取りやすい
着物や前撮り、着付けは先着順です。そのため準備する時期が遅くなるほど、希望どおりのデザインや時間が確保できなくなってしまいます。
余裕をもった事前準備をして希望を叶えるためには、早く行動することが欠かせないのです。
成人式の振袖の準備を進めるスケジュール
振袖は高校生の夏から準備を開始することが理想的ですが、時期によって行うべき準備は異なります。
準備を進めるスケジュールを詳しく説明するので、ぜひ参考にしてください。
成人式の2年半前
式の2年半前から2年前にあたる高校3年生の夏は、情報収集をする時期です。
カタログやネットで好きなデザインや色を探してみるだけではなく、実際に店舗を訪れて合わせてみてもいいでしょう。
- 予算はいくらまでにするのか
- 購入にするのか、レンタルにするのか
- 反物から仕立てるのか、あらかじめ仕立ててある振袖にするのか
上記のようなことを家族で話し合っておくと、スムーズに準備を進められるでしょう。ちなみに、成人式では振袖にマッチするメイクやヘアメイク、写真撮影もとても重要です。美容院や写真スタジオの予約も必要になるので、そのあたりのことも忘れないようにしてください。
成人式の2年前
高校3年生の冬は、レンタルされていた振袖が店頭に戻ってくる時期なので、1回目の予約ピークを迎えます。
お気に入りの振袖があれば、このタイミングで確保しておきましょう。
受験が終わったあとに予約を入れる人も多いので、「絶対にこれを着たい!」というものがあれば、受験前に確保しておくと安心です。
地域によっては、この時期以降に前撮りや着付けの枠が取りにくくなることもあります。
成人式の1年半前
式の1年半前である高校卒業後の夏には、2回目の予約ピークを迎えます。
この時期は、前年の新作を確保できるタイムリミットになります。
新作を検討している人は、必ずこの時期までに予約を済ませておきましょう。
混み合う地域でなければ、前撮りや着付けはまだ枠が取りやすい傾向にあります。
成人式の1年前
式の前年の冬は、早期予約特典が利用できる最後のチャンスです。
この時期より前と比較すると着物の在庫が減ってきて、前撮りや着付けの枠も埋まりつつあるので、場合によっては希望が通りにくくなるかもしれません。
とはいえ、この時期以降に全く予約が取れなくなるというわけではないので、たとえ出遅れてしまっても焦る必要はありません。
成人式の半年前
式の半年前の夏休みあたりは、振袖の準備が間に合う最終の時期です。
検討できる着物の在庫がかなり限られているので、インターネットやカタログで希望する振袖を見つけても、すでに予約が埋まっていてそれを着られる可能性は低くなってきます。
また、前撮り着付けの枠を確保することも難しくなります。
自宅や会場から遠い場所しか確保できないケースも多くなるため、注意しましょう。
成人式の振袖は着物レンタルがおすすめな7つの理由!
成人式用の振袖は、購入するよりレンタルがおすすめです。その理由を7つご紹介しましょう。
メリット1 コスパがいい
成人式用の振袖は、レンタルの方が断然にコスパがいいです。振袖を購入する場合、相場は25〜40万円、高いものは100万円近くかそれ以上にもなります。
もちろん、振袖にはそれだけの価値がありますし、通販なら相場より安価な商品も存在します。それでも、だれもが簡単に手が出る金額ではありません。中にはママが着用した振袖を譲ってもらう方もおられますが、多数派とはいえないでしょう。
一方、着物レンタルは、料金がとてもリーズナブルで、安いプランなら数万円。10万円前後も出せばかなり可愛くて上質なものが借りられます。しかも草履やバッグなどの小物がセットでレンタルできるお店が多いので、購入よりははるかにお得感があるでしょう。
メリット2 好きなデザインやトレンドが選べる
着物レンタルは、ラインナップが豊富な点も魅力です。一言に振袖といってもカラーや柄、サイズ、ブランドは、さまざま。ピンク、オレンジ、赤・エンジ、ブラック、ブルーと色だけでもたくさんあり、どれをチョイスするかで見え方が大きく違ってきます。
レンタルでは色も柄もサイズも幅広く用意されているため、選択肢が多いです。早めにお願いすれば、未仕立てといって反物から好きなものを選んでオーダーで作ってもらうこともできます。少なくとも1年以上前に相談・予約する必要はありますが、好みのデザインがあるとか、こだわりたい方にはおすすめですよ。
また振袖にはトレンドもあって、毎年のように新作がどんどん発表されます。人気のお店はこうした流行やコレクションを敏感にキャッチアップしているので、レンタルでチェックする方がベストなチョイスができる可能性がずっと高まるでしょう。
とくにネットレンタルの場合は、都合の良い時間帯に何度でも検索できるため、お気に入りを探すにはうってつけでしょう。
メリット3 手続きが楽
着物レンタルには、ネット店舗とリアル店舗の2種類があります。とくにネット店舗の場合は、スマホがあればすべての手続きが済みますのでとても便利です。
アカウントを作り、画面上でカタログからお気に入りの振袖を選んだら、そのまま申し込んで決済する(前払いが基本です)だけです。わざわざ来店しなくても、ご家族と相談して自宅から予約したり、お友達と一緒に選んだりできるのも嬉しいですよね。
メリット4 レンタル以外のサービスが利用できる
着物レンタルでは、着物以外にもさまざまなサービスが付いてきます。例えば、帯・長襦袢・草履・バッグ・肌着・和装ベルト・帯枕などの小物が無料で貸してもらえます。卒業式で着る袴が安い価格でレンタルされたり、クーポンやポイントなどの特典がついたりするケースも多いです。
メリット5 前撮りにも便利
成人式では、振袖姿を記念に残すために前撮りを行う方が多いです。式の当日は時間に余裕がないため、事前にフォトスタジオなどでゆっくりと撮影するのです。
着物レンタルはオフシーズンなら在庫が豊富にあり、中には価格も通常より安くなっていることも少なくないため、大変お得です。
メリット6 クリーニング不要
着物レンタルは、セットで借りた小物も含めて使用後のクリーニングが要りません。振袖のクリーニングは、一着につき数千円から1万円前後は請求されるのが一般的です。かさばるため、クリーニング店に 持っていくのも楽ではないでしょう。そうした手間とお金がかからないというのは、お得感がありますよね。
メリット7 使用後の手入れや収納が不要
購入の場合は、使用後にクリーニングしたり、定期的に陰干ししたりと何かと手入れが大変です。収納にも場所をとります。レンタルでは、そのようなことが一切必要ないためとても便利で気楽です。
試着ができなくても大丈夫
ネットレンタルは着物の試着ができないができないので、着た時の姿がイメージできず心配という方が多いかもしれません。でも、最近の着物レンタルは商品カタログの画像クオリティが高いため、届いたらイメージとまったく違って後悔するというケースはほぼありません。
着物のサイズについてもショップのサイト内で細やかにわかりやすく説明されているので、正しく理解して選べばジャストサイズで着用することができますよ。
振袖の着付けは自分でできるの?
成人式当日の振袖の着付けの方法は5つのパターンが考えられます。
- 着付けができる美容院(ヘアメイクと一緒にできるため便利)
- 着付け師に依頼
- 着物レンタルに依頼
- 家族や知り合いに依頼
- 着付け教室に通って自分で着付ける
5つ目のように着付け教室に通って着付けの方法をご自分で習得するやり方もあります。
ただし1回でカスターするというのは難しく、何度か通う必要があるため、その分の時間を確保しなければなりません。少なくとも式の数ヶ月前に予約して通う必要があるでしょう。
ただし、この場合は100%失敗なく着付けができるレベルを目指さなければなりません。時間も限られているため、当日までに一人で何度か練習することも欠かせません。着崩れやその日になって万一着付けが完了しないとなると、式に参加できなくなるかもしれませんからね。
またコストもかかりますが、一部無料で教えてくれるところもあるため希望する場合は、自宅や学校、職場近くで探してみてはいかがでしょうか。
成人式の振袖の準備は早めに開始するのが吉!
成人式の振袖の準備は、早くて2年半前から開始することができます。
早く準備をすると、希望通りのデザインを選べてスケジュールも組みやすくなりますので、できることから少しずつやってみてください。
たとえこの時期を逃してしまっても、今すぐに準備を開始すれば、まだお気に入りのデザインを着られるチャンスはあります。
e-きものレンタルでは、振袖のレンタルを行っています。
全国どこでも送料無料で、小物の無料レンタル&プレゼントも行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。