二尺袖の着物の畳み方紹介(動画での説明有り)
二尺袖の着物の畳み方をご紹介いたします。
二尺袖は、卒業袴などで使用されます。振袖より、袖が短くなっています。
動画での説明もございますので、そちらも合わせてご覧ください。
まず、後ろの衿にあるスナップボタンは外しておきます。
衿の左側が手前側に来るように着物を広げます。
手前側の脇縫い線(着物の両端にある、前身頃と後ろ見頃を縫い合わせた縫い目)で折ります。
手前側の裾をおくみ線(着物を羽織ると自分の正面に見える布の境界線)で外側に折り返します。
手前側の衿先と裾を奥側の衿先と裾に重ねます。
奥側の脇縫い線を手前側の脇縫い線に重ねます。
左右の衿を線に沿って折り、きれいに重ねます。
肩山は(肩の最も高い部分)折りすじ通りに畳みます。
左右の袖を袖付け線(身頃と袖が縫い合わさっている部分)で折り返します。
最後に、半分の長さに折りたたみます。
以上で完成です。
バナータッチすると動画が見れます。
「袴の畳み方紹介」のコラムも掲載しておりますので、そちらもぜひご覧ください。
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