

【七五三】祖母の服装で失敗しない洋装・和装の選び方は?知っておくべきマナーや祖父の服装も解説!

【七五三】祖母の服装で失敗しない洋装・和装の選び方は?知っておくべきマナーや祖父の服装も解説!
七五三はお孫さんの健やかな成長を祈願する大切な行事。祖母として、どのような服装で参加すれば良いか迷う方もいるのではないでしょうか。
せっかくのおめでたいイベントですし、記念写真を撮るなら、なおさらお孫さんやお子さんに会ったときに喜ばれる素敵な装いで参加したいですよね。
この記事では、七五三にふさわしい祖母の服装について、マナーを守りながら上品で素敵な装いを選ぶためのポイントを洋装と和装に分けて解説します。祖父の服装についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
七五三における祖母の服装とマナー

まず、七五三でお祖母様が着用する服装と注意すべきマナーについてご紹介しましょう。
洋装と和装のどっちが正しいの?
七五三での祖母の服装は、洋装でも和装でも構いません。ただし、ご自分の好みや考えで決めるのではなく、お孫さんやご両親(ご自分から見たお子様ご夫妻)、お相手のご両親の服装にマッチしたスタイルにする必要があります。
服装選びの前に知っておくべきこと
七五三の服装で祖母として気を付けておくべきことは、以下の4点になります。
- 神聖な儀式であることを忘れず、場にふさわしい、品のある装いを意識する
- お孫さんの晴れ姿を邪魔しないやや控えめな装いを意識する
- ご両親よりも格下の装いを意識する
- 服装の格を両家で合わせる(後述します)
七五三の主役はお孫さんであり、準主役はそのご両親です。神社やお寺でも、写真撮影においても、ご家族みなさんの調和がとても大切。神聖かつ、お孫さんの健やかな成長を願うほのぼのとした温かい雰囲気を壊さないためにも、明るすぎるとか、ノースリーブや丈の短いスカートなど露出の多いデザイン、派手すぎるアクセサリーなど的を外したコーディネートにならないよう、くれぐれも気をつけましょう。
さらに、当日の天候や気温も考慮して服を選ぶと、安心です。
七五三が行われるのは秋(11月15日が基本)のため屋外ですごす時間が長くなる場合は、防寒対策も忘れずに行いましょう。ストールやカーディガンなど、温度調節がしやすいアイテムを用意しておくと便利です。
服装の格を両家で合わせる
両家の祖父母や親族が出席する場合、こちらの都合で何でも好きなものを着て良いわけではありません。服装の格について相談のうえ、誰かが浮いてしまうことのないように揃えておくことが大切です。どちらかの祖父母が和装でもう一方が洋装といったミスマッチがないように、事前にしっかりと話し合っておきましょう。
どちらかが和装を希望する場合は、もう一方もそれに合わせるか、または洋装でも格の高いきちんとした装いを選ぶなどの配慮が必要です。
また、アクセサリーや小物に関しても、ある程度の統一感を持たせると、より調和のとれた印象になります。
例えば、パールのネックレスやイヤリングを両家で合わせたり、コサージュのカラーを統一したりすると良いかもしれません。
七五三におすすめの祖母の服装:洋装編
ここからは、七五三におすすめする祖母の「洋装」について解説しましょう。
上品なセレモニースーツ
セレモニースーツは、フォーマルな場にふさわしいきちんと感が演出できるうえに、着心地が良いのが魅力です。スカートが気になる方は、パンツでもok。動きまわるお孫さんのお世話にはその方が適しているかもしれません。
カラーは、ネイビーやベージュ、グレーなどの落ち着いたタイプが、七五三にはぴったりです。トップにジャケットを羽織り、ボトムはスカート、またアンサンブルやワンピースのセットアップを選びましょう。ジャケットのインナーにはブラウスやシャツ、カットソーを合わせます。
清楚なフォーマルワンピース
膝からミモレ丈のフォーマルワンピースも、落ち着きと上品さを兼ね備えているため、祖母の七五三コーデにおすすめです。
ネイビーやベージュ、ブラウン、グレー、ダークグリーンなどがおすすめ。一枚でシンプルに着こなせるワンピースは、余分な飾り気がないのでお孫さんやご両親より目立つ心配もありません。
見た目が寂しいと感じる方は、袖などにレースやシフォンをあしらったタイプやオーガンジーを選ぶとアクセントやおしゃれ感があってよいでしょう。
アクセサリーと小物でワンランク上のコーデを

スーツやワンピースには、パールのネックレスやイヤリング、コサージュなどを用いると、洗練された華やかさが演出できます。バッグは小ぶりなハンドバッグ、靴はヒールよりも動きやすくて疲れにくいパンプスが無難です。
バッグもパンプスも、色は、服装の色味と合わせるか、黒やベージュなどのベーシックなタイプを選ぶと、統一感がでたり、全体が引き締まったりするので、見た目がとてもよくなります。
色は、服装の色味と合わせるか、または黒やベージュなどのベーシックな色を選ぶと、合わせやすいでしょう。
七五三におすすめの祖母の服装:和装編
続いては、「和装」コーデです。
祖母におすすめの着物は、準礼装である訪問着や色無地、略礼装の付け下げ、普段着の中でもおしゃれ着とされる江戸小紋などがおすすめです。
格調高い訪問着
訪問着は、結婚式や格式のあるパーティー、イベントなどにふさわしい略礼装です。もちろん、七五三で着用しても構いません。ただし、訪問着は柄がかなり華やかな上、七五三では母親(お孫さんのママ)が着るケースが多いため、それより目立たない控えめなデザインを選ぶようにしましょう。赤や青、ピンクなどより、淡いブルーやパープル、クリーム、グリーン系などがおすすめです。
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帯は、袋帯やそれより格は下がりますがセミフォーマルで身につけても構わない名古屋帯を合わせましょう。名古屋帯は袋帯に比べると短く、胴に巻く部分の幅も狭く作られているため、軽くて便利ですよ。
上品な色無地や江戸小紋
柄がなく訪問着より控えめな色無地も、七五三の祖母コーデにおすすめの着物です。緑、茶、紫、紺などの落ち着いた色合いのものを選び、帯や帯締めなどを少し明るくすると良いでしょう。
色無地は、一つの色で染められたシンプルな着物ですが、一つ紋を入れることで、略礼装として着用できます。無理に紋を入れる必要はありませんが、もしお相手のお祖母様が入れたいと望んでいる場合は、合わせて紋付きにするのも良いでしょう。
江戸小紋は、細かな柄があり、色無地に比べるとカジュアルですが、季節を問わず、また、遠くからはほぼ無地に見えるため、七五三に着用する方も少なくありません。色無地と同じく、落ち着いたカラーがおすすめです。
祖父の服装はどうする?
ここで参考までに七五三の祖父の服装についても、洋装と和装に分けて解説しましょう。
洋装の場合
七五三の際の祖父の洋装は、ダークスーツが一般的です。威厳やおしゃれ感を演出したい場合は、スリーピースにしたり、チーフを胸ポケットに入れたりするのもおすすめです。
和装の場合
和装にする場合は、羽織袴が基本です。紋付きの袴だとお孫さんやお子さん(お婿さん)より格上になるので、紋なしにします。
お参りと写真撮影のどちらを優先する?
祖母が七五三に参加する場合、大きく3つのパターンに分けることができます。
- 七五三の参拝と写真撮影(写真スタジオにて前撮り)、食事会の全てに参加する
- 七五三の参拝と食事会に参加する
- 写真撮影のみ参加する
七五三の趣旨から考えると1が理想かもしれません。しかし、参拝する神社やお寺が遠方だったり、前撮りの場合、参拝とは別の日に出かけるのがスケジュール的に難しかったり(早ければ夏ごろになるケースも)、健康状態やその他のやむを得ない理由があったりして、長時間の滞在が難しいケースもあるでしょう。そのような場合は、2か3の方法でも構いません。
もし、参拝と写真撮影のいずれかを選択しなければならない場合は、写真撮影がおすすめです。写真は一生の記念になりますし、良き思い出として残るので、先々お孫さんたちにも喜ばれるでしょう。
ただし、ご両親や先方の祖父母様が参拝を強く望む場合は、良く話し合って決めるのが好ましいでしょう。写真スタジオでなくとも、境内で家族写真を撮ることは可能ですし、プロのカメラマンに出張してもらう方法もあります。その上で疲れるようなら食事を遠慮するのも良いでしょう。
祖母ができる心遣い
祖母としてお孫さんの七五三でできる心遣いについてお伝えしておきましょう。
- 七五三のお祝い:食事をご馳走したりプレゼントを用意したりする場合は、1万円が相場。現金のみの場合は3〜5万円が相場。
- お孫さんの面倒を積極的にみてあげる:お孫さんが複数いたり、母親の手が回らなかったりマタニティの場合は、率先してお世話をしてあげましょう。
- お孫さんが好きそうな本やおもちゃを持参する:お孫さんが慣れない行事でぐずった場合に役立ちます。(ママがダメでも、おばあちゃんなら機嫌が良くなるケースはよくあります!)
七五三の服装はレンタルもおすすめ
七五三は、一人のお孫さんでも三・五・七と3つの年齢の中で2回行うことになるので、お孫さんが複数おられる場合は、七五三への参加回数もそれなりに多くなります。そのため、七五三用の衣装を購入するのもよいですが、とくに和装の場合は必要なときにレンタルするのもおすすめです。
レンタルのメリット

着物レンタルで着物を借りると、一般的には、帯を始めとする以下※の一覧のような和装小物一式を無料でレンタルできます。
※長襦袢、腰紐、結び帯、帯締め、帯揚げ、帯枕、伊達締め、草履、バッグ、足袋など
また、着物レンタルといっても、レンタルしているのは着物だけとは限らず、とくにネットレンタルの中には、女性がさまざまな式に着用できるフォーマルスーツも同時に展開しているところがあります。
レンタルを利用すると、着物を単品で購入するより安い(とくに純粋な日本製は高額になります)だけでなく、小物もセットとなるため、トータルのコスパがかなりよくなります。その都度、体型の変化を気にしなくて良くなる点も魅力でしょう。
ちなみに着物レンタルには、他にも以下のような多くのメリットがあります。
- 豊富な商品の中から自由に選択できる
- ネットレンタルなら、自宅や出先などどこでも、いつでもページを検索して予約・注文できる
- 人気のブランドや新着の着物が着られる
- 祖父母さんだけでなく、お孫さんやご両親の着物やスーツ、ワンピース(お宮参り(ベビー)、成人式、入学・卒業、結婚式、入園・卒園、セレモニーなど別用途もok)等も安くレンタルできる(lineの公式アカウントから登録するとクーポンがもらえてお得といったサービス付きや・期間限定のキャンペーンなどが多い)
- オフシーズンならさらに格安でレンタルできるケースもある
- ネットレンタルの場合はスマホがあれば、登録(ログイン)から予約、返却まで簡単に行える
- 商品を自宅に郵送で届けてもらえる(配送が無料のサービスも多い)
- お支払いは、クレジットカード・代金引換・銀行振込・コンビニ・ATMに対応(お店による)
- 返却時も連絡をせずに自宅から発送するだけ
- 急なニーズ、お呼ばれでも対応できる(ネットレンタルなら24時間・365日いつでも注文が可能)
- 返却時のクリーニングも不要なため気軽に利用できる
- 収納を考えなくて良い
- ヘアセットや着付けが予約できる
- 七五三についてわからないことや体型の悩みなどの相談に対してお客様の立場でアドバイスしてくれる
以上のように利点が多い反面、とくにネットレンタルの場合は、リアル店舗と違って試着ができないため不安という声がよく聞かれます。しかし、最近のネットレンタルでは専用サイトの商品ページで、鮮明な複数の画像とともにサイズについても細かな情報が表示されています。
その内容を確認してご注文をいただければ、届いてからデザインが思った通りでないとか、サイズが合わないといったトラブルはほぼありませんので安心してください。
レンタルの注意点
レンタルショップによっては、クリーニング代を請求される場合があります。また、破損してしまった場合には、修理代を請求されることもありますので、注意が必要です。(賠償をしなくて済む1,000〜2,000円で加入できる安価な保険もあります)
さらに、ショップによって価格、サイズ、送料、サービス内容(上記の保険も含め)、営業時間などが異なります。利用する際には、事前に各お店の案内やガイドの情報を確認したり、メールや電話で問合せたりしておくことをおすすめします。
とくにネットショップの場合は、特定商取引法に基づく表記がなされているかのチェックも忘れないようにしましょう。
なお、購入にもレンタルにも当てはまる関連の注意点として、できるだけ早めに(数ヶ月前が目安)動くことをおすすめします。七五三の衣装は、どうしても一時に集中して需要が高まるため、あまりに直前だと在庫が不足する可能性があるからです。この点についてもいつ頃に手配すれば良いかの目安をショップに確認しておくと安心でしょう。
まとめ:七五三は上品で素敵な装いを

七五三はお孫さんの健やかな成長を願う大事な行事ですが、ご両親からすると子供の成長を親御様に喜んでもらう貴重な機会でもあります。その意味でも、お祖父様やお祖母様が素敵な服装で参加できると、みなさんにとって素晴らしい思い出になることでしょう。
e-きものレンタルでは、七五三用の衣装を多数取り揃えております。お母親やお祖母様向けの訪問着や付け下げ、レディーススーツ、また、お孫様にも女の子は3歳用と7歳用、男の子は羽織袴、トレンドの可愛いドレスやスーツ、タキシードなど洋装についても各種ご用意しております。
着物だけでなく、長襦袢、腰ひも、帯締め、帯揚げ、バッグ、草履といった着付けに必要な小物も、お客様に代わってベテランのスタッフがコーディネートのうえセットでお送りいたします。送料は日本全国無料(一部地域を除く)、ご返却の際はクリーニングも不要です。
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