

七五三の髪飾り完全ガイド!年齢別の選び方と人気デザイン

七五三の髪飾り完全ガイド!年齢別の選び方と人気デザイン
七五三は、お子様の成長を祝う大切な行事。特別な日には、着物や髪型に合わせた素敵な髪飾りで、より華やかに彩りたいですよね。
この記事では、七五三の基礎知識に加え、失敗しない髪飾りの選び方から最新トレンドや購入場所まで、七五三の髪飾りに関する情報を網羅的にご紹介します。
七五三とは?由来や衣装について
七五三の由来と意味
七五三は、子供の健やかな成長を祝うとともに、これから先も元気に幸せに育ってくれることを願って神社やお寺を参拝し、ご祈祷をうける行事です。
昔は、現代のように医学が発達していなかったため、幼くして亡くなる例が少なくありませんでした。
そこで言葉が話せるようになる3歳には男の子と女の子、知恵がつき始める5歳に男の子、歯が生え変わる7歳に女の子、と節目に当たる年齢に七五三の儀式が執り行われるようになりました。
ちなみに昔は、数えでしたが、現在は満年齢で行うのが一般的です。七五三の時期は、11月15日前後とされていますが、大変混み合うため、時期をずらして行っても構いません。
早ければ8〜9月頃から受け付けている神社やお寺も多いですし、12月中旬くらいまでならまったく問題ありません(これ以降は七五三のご祈祷を受け付けてもらえないケースが多いので注意しましょう)。
七五三の衣装
今回は、七五三向け髪飾りの特集なので、関連が深い女の子の衣装についても解説しましょう。
七五三では、ドレスなどの洋装で参拝する方もいますが、着物の方が圧倒的に人気です。神社やお寺でご祈祷をおけるため、着物の方が場の雰囲気にマッチするでしょう。
とくに女の子の場合は、日本人に生まれたことを誇りに思える貴重な機会ともいえます。普段着慣れない着物について説明してあげたり、美しい所作を教えてあげたりする良いチャンスではないでしょうか。
女の子は、満3歳と7歳のときに祝いますが、同じ着物でもスタイルに違いがあります。
7歳では帯を締めますが、3歳では帯は使わず、紐で締めてから「被布(ひふ)」というベスト状のアイテムを着せるのが一般的です(絶対的なルールではなく帯を締める方もいます)。
7歳の七五三の起源は「帯解きの儀」といわれますが、これは女の子が初めて大人と同じ帯を締める儀式でした。それまでは、帯は窮屈すぎて小さなお子様には負担が大きいため、無理に着せることを避けてきたのです。
7歳向けの着物は、卒業式や成人式で着る振袖に似た見た目で、帯もしっかりと結ぶようになっています。3歳の衣装に比べると、グッと大人びた印象になります。
七五三向け女の子の髪型は?
続いて七五三向けの女の子の髪型について解説しましょう。髪型は髪飾りとの相性に強く影響するため、どんなスタイルにするかはとても重要です。
具体的には、以下のような髪型が人気です。
新日本髪 | 古来からの伝統的な日本髪に現代風のアレンジを効かせたヘアスタイル。日本髪のようにびんづけ油ではなく、スプレーやワックスを使うため髪への負担が少なく、短時間でセットできる。前髪を下げるかアップにするかで印象が大きく変わる。 |
桃割れ | 日本髪の一種で、後頭部の髷(まげ)を桃の実のように大きく2つに分けて膨らませる。華やかでゴージャス感のある髪飾りとの相性が抜群。 |
お団子・シニヨン | トップでボリュームのあるお団子を作ったり、ゆるふわのお団子にしたり、大きさの違う2つのお団子を作ったりと、アレンジが楽しめる。幼いお子様の可愛さを強調するのにうってつけ。 |
サイドアップ | 髪の毛を左右のどちらかに寄せてまとめ上げ、前髪は斜めに流す。正面からまとめた部分が見えるため、髪飾りとともに可愛らしい演出ができ、写真映えする。 |
ハーフアップ | 髪の毛の上半分を耳より上でまとめ、残りを下ろす。顔周りがすっきりとして、清楚でロマンチックな演出ができる。編み込みやお団子などのアレンジもしやすく、髪が短めのお子様でも可能。 |
ポンパドール | 前髪をふんわりと後ろに流しておでこを見せるスタイル。大人の洋装でも人気ですが、七五三の和装にもピッタリはまる。 |
ボブスタイル | 髪をナチュラルに下ろすだけのため、セットが楽。毛量が少ないとか、髪が伸びていないお子様におすすめ。シンプルな分、髪飾りの良さが目立つ。 |
注意点として、とくに3歳のお子様は長時間じっとしていられないケースが多いので、お子様の性格なども考慮して、できるだけ短時間でセットできる髪型にするとよいでしょう。またとない機会のため、親御様としてはどうしても「もっと可愛く」「この方が似合うかも」とつい欲が前に出やすくなります。
しかし、主役はあくまでもお子様です。親子ともども気持ちよく準備をし、七五三には楽しく出かけて良い思い出が残せることを第一に考えましょう。
七五三の髪飾りを選ぶ前に知っておきたいこと
七五三という特別な日を彩る髪飾りは、お子様の可愛らしさを引き立て、一層華やかな装いを演出する重要なアイテムです。しかし、種類も豊富で、どれを選んだら良いか迷ってしまう親御様も多いのではないでしょうか。
年齢や着物の色柄、お子様の個性に合わせて、ピッタリの髪飾りを見つけるためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。そこでここでは、七五三の髪飾りを選ぶ前に知っておきたい基本的な知識について解説します。
素材や種類、価格帯など、様々な要素を考慮して、お子様にとって最高の髪飾りを見つけてあげてください。
年齢別 おすすめの髪飾り
七五三を迎えるお子様の年齢によって、似合う髪飾りも変わってきます。3歳と7歳、それぞれの年齢に合った髪飾りの選び方をご紹介します。
3歳のお子様には、可愛らしい印象のつまみ細工やリボン、前髪の根元にセットするちんころや後ろ髪に付ける鹿の子などがおすすめです。7歳のお子様には、3歳に比べて大人っぽさを意識したチョイスができるとよいでしょう。
3歳のお子様には、まだ幼さの残る可愛らしい雰囲気に合う、小ぶりな髪飾りがおすすめです。小さなお花をあしらったつまみ細工や、パステルカラーのリボンなどがよいでしょう。髪の毛の量も少ないため、クリップやピン、パッチン留めなど、簡単に装着できるものがおすすめです。
7歳のお子様には、3歳に比べると背が伸びてかなり大人っぽくなるため、華やかで上品な髪飾りが似合うようになります。大きめのつまみ細工や水引、リボン、複数の髪飾りを組み合わせた豪華なスタイルもおすすめです。着物の色柄によくマッチする存在感のある髪飾りを選んであげましょう。
髪飾りの種類と特徴
髪飾りには、様々な種類があります。つまみ細工、かんざし、リボン、コームなど、それぞれの特徴を知って、お子様の着物や髪型に合ったタイプを選びましょう。つまみ細工は、繊細で可愛く上品な印象を与え、かんざしは、大人っぽい雰囲気を演出します。リボンは、女の子らしい可愛いさが魅力。コームは、簡単に装着できるので、おすすめです。
つまみ細工は、ちりめんなどの小さな布を折りたたんで作られた繊細な髪飾りです。上品で可愛らしいため、七五三の着物との相性も抜群です。バラエティに富んだ色や形があり、お子様の個性に合わせたものを選ぶことができます。
かんざしは、一本の棒状の髪飾りで、大人っぽい雰囲気を演出します。シンプルなものから、装飾が施された華やかなものまで、色んななタイプがあります。とくにビラかんざしや玉かんざしは、大人っぽさを強調できるため、7歳のお子様におすすめです。
リボンは、可愛らしさや女の子らしさが増すので、3歳と7歳、いずれのお子様にも人気があります。様々な色や柄があるため、着物に合わせて選べるでしょう。髪を直接結ぶのもよいですが、簡単に装着できるクリップタイプや、ヘアゴムタイプなどもおすすめです。
コームは、櫛状の髪飾りで、簡単に装着できるのが特徴です。髪の毛をまとめやすく、どんなヘアスタイルにも合わせやすい点が魅力です。
髪飾りの素材について
髪飾りは、素材も見た目の印象を大きく左右します。正絹、ちりめん、造花など、素材によって風合いや雰囲気が異なります。正絹やちりめんは、高級感があり、上品さが演出でき、造花は、手軽に華やかさをプラスできます。
正絹は、絹の中でも最高級の素材で、光沢があり、滑らかな肌触りが特徴です。つまみ細工やかんざしなどによく使われますが、比較的高価です。
ちりめんは、表面にシボと呼ばれる細かい凹凸の絞りがある絹織物です。独特の風合いがあり、こちらもつまみ細工によく使われます。正絹に比べて比較的安価に入手できます。
造花は、ポリエステルやレーヨンなどの化学繊維で作られた花です。高級なものだと生花のような美しさがあり、手軽に華やかさをプラスできます。安価なタイプもあるので、ネットや専門店、セレクトショップなどで探してみるのもおすすめです。
このほかにも、水引やビーズ、パールなど、多彩な素材が使われています。それぞれの素材の特徴を知って、お子様の着物や好みに合った髪飾りを選んであげましょう。
髪飾りの価格
髪飾りの価格帯は、2,000円〜20,000円前後です。量産品ならネットで1,000円台から購入できますよ。ハンドメイドで手の込んだものだと、数万円するケースもあります。妹さんがいるようなら使い回せるので、少々高くても購入する価値はあるかもしれません。
最新トレンド!人気の七五三髪飾り
七五三の髪飾りは、時代とともにトレンドが変化しています。近年は、伝統的なつまみ細工にモダンな要素を取り入れたデザインや、水引を使った和風で上品な髪飾り、アーティフィシャルフラワーで華やかに彩るスタイルなどが人気を集めています。
これらのトレンドを取り入れることで、より一層おしゃれで洗練された七五三の装いが演出できます。
伝統とモダンが融合した新しいデザインや、日本の伝統工芸である水引の繊細な美しさ、さらに生花のようなアーティフィシャルフラワーは、七五三の装いを一層華やかにしてくれるでしょう。
これらのトレンドを参考に、お子様に合ったとっておきの髪飾りを見つけてください。
以下では、これらの最新トレンドについて、さらに詳しく掘り下げてご紹介します。
つまみ細工の進化系デザイン
伝統的なつまみ細工に、現代風のデザインを取り入れた髪飾りが人気を集めています。パステルカラーやグラデーションカラーなど、色使いも豊富になり、よりおしゃれな印象に。
従来のつまみ細工は、赤や白などの伝統的な色使いが主流でしたが、最近では、ピンクやパープル、ブルーなどのパステルカラーやグラデーションカラーなど、淡く優しい色合いのものが増えています。これらの色使いは、お子様の可愛らしさを引き立て、より一層優しい印象を与えます。大人っぽい雰囲気を出したい方には、くすみカラーもおすすめです。
また、デザインも進化しており、伝統的な花柄だけでなく、星やリボン、動物などをモチーフにしたものも登場しています。これらのデザインは、お子様にも喜ばれるうえ、個性を表現するのにピッタリです。
水引を使った上品な髪飾り
近年、水引を使った髪飾りが注目されています。繊細で上品な水引は、和装にうってつけの素材です。七五三の髪飾りにも、水引を使ったものが増えています。
水引は、ご祝儀袋や贈答品などに使われる日本の伝統的な飾り紐です。近年、その繊細で美しいデザインが再評価され、結婚式や卒業式、パーティーといったシーンでの和装コーデでアクセサリーや髪飾りなどに積極的に使われ、七五三コーデでも目にするようになりました。
水引を使った髪飾りは、明るく品があって、七五三の着物との相性も抜群です。自由に好きな形が作れるうえ、ちんころや鹿の子などを使ってアレンジもしやすいため、お子様の個性に合わせた演出が可能です。
アーティフィシャルフラワーで華やかに
生花のような美しさを持つアーティフィシャルフラワーを使った髪飾りも人気です。色鮮やかなアーティフィシャルフラワーは、七五三の晴れやかな装いをより一層華やかに演出します。
アーティフィシャルフラワーは、ポリエステルやレーヨンなどの素材で作られた造花ですが、近年は、生花と見間違えるほどリアルなものが増えています。枯れる心配がなく、何度も使い回せて扱いやすいのが特徴です。
七五三の髪飾り選びで失敗しないポイント
七五三向けの髪飾りは無数にあるため、何を基準に選べば良いか戸惑ってしまうかもしれません。そこで、七五三の髪飾り選びで失敗しないためのポイントをご紹介しましょう。
着物のデザインと合わせる
七五三のコーデは、なんといっても着物が主役です。着物は見た目の印象を大きく左右しますから、髪飾りは着物のカラーや柄とマッチするものを選ぶのが鉄則です。
例えば、着物や帯が赤やピンク、オレンジ、紫などが主体なら、髪飾りも同じく赤やピンク、紫などが目立つタイプにすると見映えがするでしょう。着物や帯が桜や梅、菊といったお花の柄なら、髪飾りもつまみ細工のお花タイプを選ぶとよく似合います。
3歳児の場合は、着物だけでなく被布の色や柄も意識した髪飾りを選ぶのがおすすめです。
ちなみに胡蝶蘭のような大ぶりのアーティフィシャルフラワーの場合は、存在感があって色んなデザインとマッチするため、必ずしも着物や帯の色柄に合わせなくても大丈夫なケースもあります。
頭の大きさや毛量・髪質を考えて選ぶ
髪飾りは、頭の大きさや髪型、毛量とのバランスをよく考えて選ぶことも大事です。とくに3歳児は、7歳児や成人と違って全身に対する頭の割合が大きいため、髪飾りがたくさんあってもあまり違和感はありません。むしろキュートに見えるケースの方が多いでしょう。
とはいえ、ボリュームがありすぎると髪飾りばかりが目立つので、お子様に一番しっくりくるバランスを探るのがポイントです。
また、サラサラヘアの場合は、髪飾りが抜け落ちることがあり危険です。お子様が動き回っても落ちにくいクリップタイプや二本足かんざし、ヘアバンドタイプなどがよいでしょう。
髪飾りは写真映りを考えてセットする
意外と盲点なのが、髪飾りをセットする位置です。後頭部にメインをもっていくと、肝心の髪飾りが写真にほとんど写らず、後になって残念な思いをすることがあるので注意しましょう。
着物は左前のため、髪飾りも左側の耳上や前頭部にポイントをおいてセットすると、写真写りはもちろん、実際に見た際も髪飾りが程よく目立ち、とっても可愛く見えます。
お子様のお気に入りを選ぶ
「髪は女の命」と言われますが、7歳ともなると女性としてのオシャレ心が芽生えて、ヘアスタイルや髪飾りにこだわりを持ったり、似合っているかを気にしたりするお子様が少なくありません。
そのため、髪型や髪飾りは、親の意見を押し付けず、お子様ご自身が気に入ったものにするのが理想です。もちろん着物も同じです。当日のコーデとヘアメイクがご自分の好みにバッチリとはまれば、お子様も気分が良く、きっと素敵な1日になるでしょう。表情も明るくなり、写真写りも良くなるはずです。
どうしても気になる場合は、美容師さんから直接アドバイスしてもらうとよいかもしれません。
髪飾りをつけるタイミングも工夫を
髪飾りを喜んでくれるお子様なら問題ありませんが、とくに3歳児の場合は慣れない髪飾りを嫌がる可能性もあるでしょう。鈴が付いたタイプは可愛いですが、動くたびに音が鳴るのを嫌うお子様もいます。水引も素敵ですが、セットに時間がかかるので、無理強いしないように気をつけましょう。
簡単にセットできるものならお子様の様子を見ながら神社やお寺に着くまでは外し、ご祈祷や写真撮影の直前に付けてあげるという方法もあります。
少し面倒かもしれませんが、幼いお子様を責めるのもお門違いです。せっかくの晴れの日ですから、お子様の気持ちになって、親御様ができる工夫は惜しまないようにしてさしあげましょう。
七五三の髪飾りを購入できる場所
七五三の髪飾りは、様々な場所で購入できます。オンラインショップ、実店舗、ハンドメイドサイトなど、それぞれの特徴を知って、ご自分に合った購入方法を選びましょう。豊富な品揃えの中から選びたい方はオンラインショップ、実際に手にとって選びたい方は実店舗、他にはない一点物の髪飾りを探したい方はハンドメイドサイトがおすすめです。
オンラインショップ
Amazonや楽天などの大手オンラインショップでは、豊富な種類の七五三向け髪飾りが販売されています。様々なブランドや価格帯の髪飾りを比較検討できるので、おすすめです。
オンラインショップの最大のメリットは、豊富な品揃えです。多くのブランドや価格帯の髪飾りを自宅で検索しながら比較検討することができます。また、レビューや口コミを参考にすることもできるので、安心して購入できます。
ただし、オンラインショップでは、実際に手に取って見ることができません。色や質感などが、写真と異なる場合もあります。また、サイズ感もわかりにくいので、注意が必要です。
購入する前に、商品の利用規約やガイドをしっかりとチェックし、レビューや口コミを参考にすることをおすすめします。また、返品や交換の条件についても、事前に確認しておきましょう。
実店舗
デパートや呉服店、セレクトショップなどの実店舗では、実際に髪飾りを見て、触って、試着することができます。専門スタッフに相談しながら、お子様にピッタリの髪飾りを選びたい方におすすめです。
実店舗の最大のメリットは、実際に手に取って見られる点です。色や質感、サイズ感などを、ご自分の目で確かめることができます。また、試着も可能なため、お子様に似合うかどうかもその場で確認できます。
ただし、実店舗は、オンラインのお店に比べて品揃えが限られている場合があります。事前に、取り扱っている髪飾りの種類や価格帯などを確認してから来店すると効率よく購入できるでしょう。
ハンドメイドサイト
minneやCreemaなどのハンドメイドサイトでは、一点物の個性的な七五三の髪飾りが購入できます。他のお子様とかぶらない、オリジナルの髪飾りを探している方におすすめです。
作家さんの個性やこだわりが詰まった髪飾りは、既製品にはない温かみや魅力があります。また、作家さんと直接やり取りできるケースもあり、その場合は細かい要望を伝えることも可能です。
ただし、ハンドメイドサイトは、既製品に比べて価格が高いかもしれません。また、制作に時間がかかるケースもあるので、余裕を持って注文する必要があります。
購入する前に、作家さんのプロフィールや作品のレビューなどをしっかりと確認することをおすすめします。また、納期や返品・交換の条件についても、事前に確認しておきましょう。
髪飾り以外の七五三に必要なアイテム
七五三には、髪飾り以外にも、着物や草履、巾着など、様々なアイテムが必要です。これらのアイテムを揃えることで、より一層本格的な七五三の装いを完成させることができます。お子様の成長を祝う大切な日だからこそ、細部までこだわり、最高の思い出を作りましょう。
着物はもちろんのこと、草履や巾着、足袋などの小物も、お子様の年齢や好みに合わせたものを選んであげましょう。また、最近では、和傘や紙風船、扇子など写真撮影用の小物も人気です。これらのアイテムを上手に活用することで、より思い出に残る七五三にすることができます。
以下では、七五三に必要なアイテムについて、詳しくご紹介します。
着物
七五三の主役は何と言っても着物です。お子様の年齢や好みに合わせて、素敵な着物を選んであげましょう。
着物は、お子様の年齢や好みに合わせて、色や柄、素材などを選びましょう。3歳のお子様には、被布(ひふ)と呼ばれるベストのようなものを羽織らせ7歳のお子様には、大人と同じように帯を締めるのが一般的です。
最近では、レンタル着物を利用する方も大変増えています。レンタル着物は、購入するよりも費用を抑えることができ、スマホを使って手軽に予約して着物を楽しむことができます。また、クリーニングや保管の手間も省けるので、おすすめです。
着物を選ぶ際には、お子様の体型に合ったサイズを選ぶことが大切です。大きすぎると着崩れしやすく、小さすぎると動きにくいので、注意しましょう。
着物レンタルでは、試着できないのが心配という声がよく聞かれます。しかし、最近のレンタルショップではサイト内に複数のアングルから撮影した商品画像が掲載されているうえ、大変鮮明です。サイズについてもかなり詳しく説明されているので、それらを参考にして注文すれば、届いた後で想像と違ったとかサイズが合わないということはほぼありません。
草履・巾着
着物に合わせて草履や巾着も用意しましょう。草履は、お子様の足に合ったサイズを選ぶことが大事です。七五三ではバッグ代わりに巾着を使いますが、ハンカチやティッシュなどを入れるのにとても便利です。
草履は、鼻緒がきつすぎると、足が痛くなってしまうので、注意が必要です。最近では、草履の代わりに、ブーツを履く方もいます。草履に比べると歩きやすかったり、転びにくかったりするので、心配な方にはよいかもしれません。
巾着は、着物や髪飾りなどと同様、よく目立つので、着物の色や柄に合った可愛らしいものを選んであげましょう。ちなみに巾着の代わりに、ポシェットを使う方もいます。
その他小物
その他にも、足袋や肌着などを忘れずに用意しましょう。とくに、足袋は、お子様の足に合ったサイズを選ぶことが大切です。
足袋は、草履を履く際に履く靴下です。足袋が大きすぎると、草履の中で滑ってしまい、転倒する危険性があります。逆に小さすぎると、足が締め付けられて痛くなってしまうので、お子様の足にあったサイズを選ぶようにしてください。
肌着は、着物の下に着用する下着です。和装専用の下着もありますが、外から見えるわけでないので普段使いのものでも構いません。吸湿性や通気性の良い素材を選びましょう。
まとめ:七五三の髪飾りで最高の思い出を
七五三は、お子様の成長を祝う大切な行事です。素敵な髪飾りを身に着けて、最高の思い出を作りましょう。
髪飾りを選ぶ際には、お子様の年齢や好みに合わせて、色や柄、素材などを選びましょう。また、着物とのコーディネートも考慮することが大切です。髪飾りだけでなく、着物や草履、巾着などの小物にもこだわり、七五三の装いをトータルでコーディネートしましょう。
e-きものレンタルでは、七五三用の衣装を多数取り揃えております。女の子向け着物の3歳用と7歳用、もちろん男の子向けの羽織袴もご用意しております。
着物だけでなく、髪飾りや被布、襦袢、腰ひも、巾着、草履といった着付けに必要な小物も、コーディネートのうえセットでお送りいたします。送料は日本全国無料(一部地域を除く)、ご返却の際はクリーニングも不要です。
姉妹や兄弟、お母様用の着物が割安でレンタルできる家族割引クーポンもありますので、ぜひご利用ください。