【重要】弊社メールが届かないお客様へ
きものらしく もっと着物を知ってほしいハウツーコラムきものらしく もっと着物を知ってほしいハウツーコラム

行事・祭事のコト七五三

2021.09.132024.06.27

七五三の母親の服装マナー

七五三の母親の服装マナー
e-きものレンタル 編集部
目次

    大切なお子さんの成長を祝う七五三。
    「子どもに着させる服装は決まったけれど、自分は何を着ていいのかわからない」というママは多いのではないでしょうか。
    古くから続く慣わしである七五三には、母親の服装マナーもあります。

    そこで今回は七五三の母親の服装マナーを徹底解説!お子さんの大切な行事の一つですから、きちんとマナーを理解して最適な服装を選びましょう。

     

    1.七五三の母親の服装は和装?洋装?

    七五三の主役はいうまでもなく子どもです。
    子どもが和装の場合は母親は和装でも洋装でもいいのですが、子どもが洋装の場合に母親が和装を着るのはNGです。
    これには服装の「格」が関係しています。
    こういった場では洋装より和装の方が格が高くなるので、お子さんが洋装を着ているにも関わらず和装を選ぶのはマナー違反となるのです。

    2.七五三の母親の服装マナー

    七五三で着る母親の服装マナーをまとめました。
    服装選びをするときは、これから紹介するマナーを押さえながら選んでみてください。

    ◇子どもの服装より格が下である◇

    先ほど主役の子どもが着る服装よりも格が上になってはいけないというお話をしました。
    七五三では子どもが主役のため、母親や父親、祖父母、七五三ではない兄弟姉妹などの服装は主役の子どもより格が下である必要があります。

    ◇子どもより目立たない◇

    主役の子どもより格が下の服装を選ぶのはマストですが、格だけでなく子供よりも目立たない服装を選びましょう。
    お子さんは華やかな色や柄の着物やドレスを選ぶことなりますが、それよりも色を抑えた服装を選ぶのがマナーです。
    お子さんの着る服装の色味を引き立てるような色か、紺・グレー・ベージュなどの落ち着いた色を選んでください。

    ◇夫婦で同じ格の服装を選ぶ◇

    夫婦で格を揃えた服装を選ぶことも重要です。
    とはいえ、母親が和装を選んだからといって父親も和装を選ばなければならないというわけではありません。
    お互いにフォーマル、もしくはセミフォーマルで服装を揃えるようにしましょう。
    父親がダークスーツを持っていない場合は、せめてブラックスーツを選ぶなど工夫してみてください。
    七五三ではない兄弟姉妹がいる場合も、おしゃれをさせてきちんと感を出してあげてくださいね。
    また祖父母に来てもらう場合も事前に服装について相談しておきましょう。

    ◇華やかな服装を選ぶ◇

    いくら子どもより目立たない服装を選ぶといっても、七五三はお祝いの場ですから地味すぎる服装はNGです。
    和装の場合は、格が下でも色やデザインに華やかさがあるもの、洋装の場合はディテールが華やかさを演出するものを選んだり、コサージュやアクセサリーをつけたりして、お祝いの場にふさわしい服装を選びましょう。

    3.和装の場合に選びたいおすすめの着物

    和装の場合はお子さんが着ている和装よりも格下の着物を選ぶのがマナーです。
    母親の着物としてふさわしい種類を紹介します。

    ◎訪問着

    華やかさを感じさせる色やデザインが豊富な訪問着は、お子さんが主役の七五三にはぴったりのフォーマルな和装です。
    七五三で和装を選ぶ母親の多くが訪問着を選んでいます。
    薄い色味かつ明るい色の生地に、縁起が良くおめでたい柄が入っている訪問着を選ぶといいでしょう。

    ◎色無地

    色無地とは白地や黒地以外の色で無地の着物のことを言います。
    柄がないので控えめな印象があるため、目立ってはいけない七五三の場面にはぴったりの着物です。
    色は明るめの色を選びましょう。お子さんの服装が映えるような色を選ぶといいですね。

    ◎付け下げ

    訪問着よりも控えめな印象を与える着物として作られたのが付け下げです。
    訪問着よりも柄が抑えてあるのが特徴。
    落ち着いた雰囲気を感じさせますが、明るめの色を選べば華やかさは十分に感じられます。

    4.お世話のしやすさで洋装を選ぶ母親も多い

    華やかさのある和装は人気がありますし、あまり着物を着る機会の多くない現代では「七五三に和装を着たい」と考えるお母さんは多いです。
    ただ和装でお子さんのお世話をするのは大変なので、動きやすさを考えて洋装を選ぶ人もいます。
    7歳の七五三となると少し手がかからなくなりますが、3歳や5歳の七五三ならお世話のしやすさで選んでもいいかもしれませんね。

    暑い時期に七五三をする場合でも、膝が出る短いスカートやノースリーブはマナー違反になります。
    華やかでありながらも、慎ましい服装を選びましょう。

     

    【まとめ】

    5.マナーを押さえて大切なお子さんの七五三を祝おう

    七五三の際に母親が着る服装のマナーはそれほど多くありません。
    大切なのは主役のお子さんを引き立てるような服装を選ぶこと、そしてお祝いごとに花を添えるような華やかさのある服装を選ぶことです。

    e-きものレンタル本店では、訪問着や付け下げのレンタル、フォーマルスーツのレンタルを行っています。
    お子さんの着物もご用意していますので、服装に悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。
    全国どこでも送料無料で届きます。

    e-きものレンタル 編集部

    振袖、袴、七五三などの着物に関する豆知識や、お役立ち情報をコラムでお伝えします。