

七五三ロケーションフォトの魅力!おすすめの撮影スポットや失敗しないための準備・出張撮影の料金相場も詳しく解説

七五三ロケーションフォトの魅力!おすすめの撮影スポットや失敗しないための準備・出張撮影の料金相場も詳しく解説
七五三は、お子様の成長を祝い、これからの健やかな人生を神様にお願いする大切な伝統行事です。スタジオでの記念写真も素敵ですが、自然光の中で飾り気のないナチュラルな表情を捉えるロケーションフォトは、楽しいひと時が過ごせるとともに、かけがえのない思い出となることでしょう。
神社やお寺、公園など、思い出の場所での撮影で、お子様の笑顔と成長を、より美しく、メモリアルな形で残しませんか?
この記事では、お子様が七五三を迎えるパパやママ向けに、ロケーションフォトの魅力や失敗しないための準備や注意点について詳しく解説します。おすすめの撮影スポットや出張撮影の流れや料金相場、撮影時の衣装を着物レンタルで借りるメリットもご紹介するので、ぜひ参考にしてください!
七五三の由来

七五三のロケーション撮影についてご紹介する前に、七五三の意味と由来を簡単におさらいしておきましょう。
七五三の意味と由来
七五三は、3歳の男女、5歳の男の子、7歳の女の子の成長を祝う行事です。親御様や祖父母様にとっては、お子様の成長を実感できる楽しみの一つとも言えるでしょう。
それぞれの年齢で意味合いが異なり、3歳は髪を伸ばし始める「髪置(かみおき)」、5歳ははじめて袴を着る「袴着(はかまぎ)」、7歳は大人と同じ着物を着る「帯解(おびとき)」に由来します。
3歳の「髪置」は、それまで剃っていた髪を伸ばし始める儀式で、子供の健やかな成長を願う意味があります。5歳の「袴着」は、男の子がはじめて袴を着用する儀式で、社会の一員として認められることを意味します。7歳の「帯解」は、女の子がそれまで着ていた紐付きの着物から、帯を結ぶ着物に変える儀式で、大人の仲間入りを意味します。
三・五・七というのはいずれも奇数ですが、中国で偶数よりも奇数の方が縁起がいいとされることもあって、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の時期(昔は数え年でしたが、今は満年齢が一般的)に神社やお寺にお参りし、健やかな成長を神様にお願いし、ご祈祷を受けます。
七五三のそもそもの起源は、平安時代にまで遡ると言われています。当時は乳幼児の死亡率が高く、子供が無事に成長することは決して当たり前ではなく、大変喜ばしいことでした。そこで、子供の成長の節目に、氏神様に参拝して今後の健康を祈るようになったのです。生後すぐに赤ちゃんの時に行うお宮参りに比べて、確実に大きくなったお子様の成長をお祝いし、感謝する意味も込められています。
七五三ロケーションフォトの魅力とは?
それでは、ここから七五三のロケーションフォトについて解説しましょう。まずは、その魅力について詳しくご紹介します。屋外で撮影するロケーションフォトには、スタジオ撮影にはない良さがあるので、ぜひチェックしてください。
自然な表情を引き出すロケーション撮影

スタジオとは異なり、ロケーション撮影では、お子様がリラックスした状態で撮影に臨めます。自然な笑顔や仕草を捉えることができ、より思い出深い写真となるでしょう。
ロケーション撮影の一番の魅力は、お子様の無垢で飾り気のない表情を引き出せる点にあります。スタジオのような非日常的空間ではなく、慣れ親しんだ場所や開放的な雰囲気で撮影することで、お子様は緊張せずに、いつもの笑顔を見せてくれるでしょう。
また、ロケーション撮影では、お子様の個性や魅力も無理なく引き出すことができます。スタジオのように、ポーズや表情を指示されるのではなく、お子様が自由に動き回り、好きなように遊んでいる姿を写すことで、その子らしさが写真に表れるでしょう。お子様が大好きなペットを一緒に連れて行ってあげたり、お気に入りのおもちゃをもたせてあげたりするとよりリラックスできるかもしれませんよ。
さらに、ロケーション撮影は、ご家族にとっても思い出深い体験となるでしょう。撮影場所まで一緒に移動したり、同じ風景やシーンをシェアしたりすることで、ご家族の絆が深まり、記憶にも残りやすくなります。撮影した写真を見るたびに、その時の思い出がよみがえり、いつまでも大切な宝物となるでしょう。
このように、ロケーション撮影は、お子様だけでなく、ご家族にとっても多くのメリットがあります。スタジオでの撮影も魅力的ですが、七五三という特別な日を、ロケーション撮影でより思い出深いものにするのもおすすめです。
思い出の場所で撮影
七五三のロケーションフォトは、参拝する神社やお寺だけでなく、近所の遊び場や初めて何かをした場所、大好きな公園など、普段からお子様が慣れ親しんでいるスポットで撮れるのも魅力です。
お子様にとって思い出の場所が写真におさまっていると、後になって見返した時に七五三以外のさまざまな思い出が蘇り、それがお子様だけでなくご家族にとっても素敵な宝物になるはずです。
季節感あふれる写真
七五三が行われる11月あたりは、秋らしく紅葉が進み、空気も澄んでいるため、屋外ならより映える素敵なフォトが撮れるに違いありません。プロのカメラマンに出張してもらえば、一層クオリティの高い作品に仕上がるでしょう。
ロケーションフォトで失敗しないための準備
続いて、実際にロケーション撮影をするにあたって失敗しないための事前準備について以下の3つのポイントに分けて解説します。
- 神社への許可確認
- 衣装選びと着付け
- プロのカメラマンとの事前打ち合わせ
神社への許可確認
七五三のロケーションフォトで、とくに注意が必要なのが神社やお寺での撮影です。神社もお寺も神聖な場所であり、無許可での撮影は失礼にあたることがあります。場合によっては、撮影に許可が必要なケースもあります。できれば前日までに確認するなどして、必要な手続きを行いましょう。
また、他の参拝者の迷惑にならないように、マナーを守って撮影することも大切です。大声で騒いだり、通路を塞いだり、立ち入り禁止区域に侵入したりする行為は慎みましょう。また、撮影が禁止されている場所は、絶対に写さない様に気をつけてください。
衣装選びと着付け
ロケーション撮影の衣装は、七五三でお参りする際と同じで構いません。もちろん、あえて違う服装にして写真撮影を楽しんでいただいてもOKですよ。ただし、和装にするか洋装を選ぶかで、お子様の様子はもちろん、写真の雰囲気もずい分と違ってきますので、どのような衣装にするかはご家族でよく話し合っておきましょう。
着物にする場合、3歳の男の子は、着物に「被布(ひふ)」というベスト状のアイテムをセットにして着せるのが一般的です。帯は締めません。
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5歳の場合は、羽織に袴姿が人気です。男の子らしく兜や龍、鷹、帆船、松などが大胆に刺繍されたものが定番です。ものによって見た目の印象が大きく違ってくるので、お子さまに似合うことはもちろんですが、本人が気にいるものを選んであげることも大切ですよ。
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続いて女の子ですが、3歳の場合は男の子と同じく、着物に被布がオーソドックスなスタイルです。着物は、古典柄とパステルが人気です。
赤やピンクなどの明るく華やかなカラーに、桜や梅、菊といった昔ながらの花柄や吉祥文様をあしらったものが、古典柄です。はじめての七五三を祝うのにピッタリなコーデといってよいでしょう。
他のお子様と被らないオリジナルな雰囲気を出したい場合は、ピンクやブルー、グリーン、パープルといったパステル調もおすすめです。
いずれにしても、被布は、着物と傾向の異なる色やデザインにすると見映えがしますよ。
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一方、7歳では着物に帯を締めます。
7歳の七五三の起源は「帯解きの儀」といわれますが、これは女の子が初めて大人と同じ帯を締める儀式でした。それまでは、帯は窮屈すぎて小さなお子様には負担が大きいため、無理に着せることを避けてきたのです。
7歳向けの着物は、成人式や卒業の際に着る振袖に似た見た目で、帯もしっかりと結ぶようになっています。3歳の衣装に比べると、この頃のお嬢様は小学校への入学も終えてグッと大人びた印象になるので、ポーズも大人っぽさを意識するとよいでしょう。
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最近では洋装を選択するご家族も多く、その場合は、男の子はスーツやタキシード、女の子はキュートなパーティードレスがおすすめです。
親御様の衣装も、お子様と同じく和装(パパ用は袴、ママ用は訪問着や付け下げ、色無地)でも洋装(パパ用はスーツ、ママ用はワンピースやスーツ)でも構いません。
衣装選びに迷った場合は、カメラマンやフォトグラファーに相談してみるのもよいでしょう。彼らは、多くの経験をもとに撮影場所やイメージに合わせ、最適な衣装をプロ目線で提案してくれますよ。
また、とくに和装の場合は、着付けにも十分に気を配る必要があります。ご自身で着付けができる方は問題ありませんが、経験がなかったり、不慣れで自信がなかったりする場合は、無理にしようとすると着崩れをおこしかねません。
当日にプロの着付け師や、着付けができる美容師さん(カットやヘアメイクもお願いすると一石二鳥ですよ)や知り合いにお願いしておきましょう。スケジュールを考え、ヘアメイクも含めて早めにセットアップが済むように準備してくださいね。
カメラマンとの事前打ち合わせ
ロケーションフォトの方法は、自分たちで撮影するか、プロのカメラマンに依頼して撮ってもらうかのいずれかになります。とくにカメラマンにお願いする場合は、撮影場所やイメージ、希望する写真の雰囲気などを、事前によく打ち合わせておくようにしましょう。
撮影場所、撮影時間、撮影イメージ、希望する写真の雰囲気など細かく具体的に話し合っておくことで、当日の撮影がスムーズに進み、理想的な写真を撮りやすくなります。
撮影場所については、お子様の思い出の場所や、撮影したいイメージに合った場所をいくつか候補として挙げ、カメラマンに相談してみましょう。するとそれぞれの場所のメリット・デメリットを考慮して最適な場所を提案してくれるでしょう。
撮影時間についても、お子様の機嫌が良い時間帯や、自然光が最も美しい時間帯などを考えて、カメラマンと相談して決めましょう。もし、雨が降るなど天候が崩れた場合に、予定通り撮影するか延期などスケジュールを変更するかなど、対応のしかたを決めておくと慌てずにすむでしょう。また、撮影時間だけでなく、休憩時間も計算して無理のないスケジュールを立てることが大切です。
どのような写真を撮りたいのかというイメージについても、カメラマンに伝えます。「自然な笑顔の写真」、「家族がみんなで遊んでいる写真」、「スタイリッシュでかっこいい雰囲気」など、具体的に伝えることで、理想に近い写真に仕上げることができますよ。
ロケーションフォトの注意点

ロケーションフォトは、メリットが多いですが、注意点もあるのでお伝えしておきましょう。
天候に左右される
先ほども少し触れましたが、ロケーション撮影はどうしても当日の天気に左右されます。11月ごろの天候は、一年の中では比較的安定しています。お住まいの地域や参拝するエリアにもよりますが、台風や雪の影響はほぼないでしょう。ただし、雨が降る可能性は否定できないため、場合によっては中止せざるを得ないかもしれません。
その際は、延期するのか、スタジオ撮影に切り替えるのかなど、状況をみながら対応策を練る必要があるでしょう。
撮影する時期が限定される
撮影の目的が七五三であるからには、撮影する時期は11月前後に限定されます。でないと、背景と七五三の衣装などが矛盾するからです。
スタジオの場合は、季節に左右されることなく撮影が可能ですが、ロケーションフォトはそのようなわけにいきません。平日を狙うか、早めに予約しないとカメラマンが手配できない恐れもあるので注意が必要です。
出張撮影はコストがかかる
後ほど詳しくお伝えしますが、ロケーション撮影にはそれなりのコストがかかります。場所やカメラマンの拘束時間などにもよりますが、スタジオ撮影に比べると高くなるケースも珍しくありません。そのため、どこまでのサービスでいくらになるのか、追加料金の有無や交通費が別途必要かなど、事前にしっかりと確認しておくことを忘れてはなりません。
おすすめの撮影スポット

続いて、ロケーションフォトを行う際のおすすめの撮影スポットをご紹介しましょう。
神社・お寺
まずもっともポピュラーな撮影スポットは、七五三でお参りする神社やお寺です。伝統的な建築物や美しい庭園など、厳かな雰囲気で撮影する写真には、独特の趣やおごそかな空気感が宿ります。
また、参拝した時の神聖な気持ちや清々しい喜びが自然と表情にもあらわれるので、お子様だけでなく、全員で一緒に撮る家族写真も素敵な仕上がりになるでしょう。
公園
自然豊かな公園での撮影は、お子様がリラックスして楽しく遊んでいる姿を捉えることができます。普段通い慣れた公園でもよいですが、せっかくの機会なので、人気の国立公園や国定公園などがおすすめです。入場料がかかるかもしれませんが、有名な庭園も、手入れの行き届いた美しい風景をバックに撮れるため、きっと素敵な写真が残せるでしょう。
自宅
自宅は、アウェイ感がなくお子様がもっともリラックスできる空間のため、成長の記録をよりリアルに残せるでしょう。普段遊んでいるおもちゃ、よく読んでいる絵本、お気に入りの場所など、ホームの様子満載の写真を撮れれば、先で懐かしい思い出になるはずです。同じ時期に七五三を迎える仲の良いお友だちがいる場合は、呼んで一緒に撮影するのもよいかもしれません。
出張撮影サービスを活用しよう
ここからは、ロケーションフォトに不可欠な出張撮影について解説しましょう。出張撮影は、フォトスタジオかフリーランスのカメラマンに依頼する形になります。ニーズに合ったカメラマンとサービスを探すことが、ロケーションフォトを成功させる鍵になります。
出張撮影のメリット
出張撮影サービスを利用すれば、カメラマンが希望の場所まで来てくれるので、スタジオまでの移動の手間が省けます。
七五三の着物を着ているお子様は、移動が大変なため、出張撮影サービスを利用すれば、大幅に負担を減らせるでしょう。
さらに、出張撮影サービスは、予定を自由に組めるメリットもあります。スタジオ撮影とは異なり、比較的時間やスケジュールに縛られることが少ないため、お子様の機嫌が良い時間帯や、家族の都合に合わせて、撮影時間を調整することができます。
サービス選びのポイント

料金、撮影時間、写真のデータ納品方法などを比較検討し、ニーズに合ったサービスを選びましょう。中には、事前にカメラマンのプロフィールや作例を確認できるサービスもあります。カメラマンの個性や得意な撮影のスタイルはさまざまですので、イメージに合ったカメラマンを選べるとよいでしょう。
出張撮影が初めてという方は、とくに仕事の丁寧さやお客様ファーストのサービスが重視されているか、さらにカメラマンやスタッフの人となりにも注目していただけるとよいでしょう。わかりにくい場合は、InstagramやXなどのsnsで評判をチェックするのもおすすめですよ。
料金は、サービスによって大きく異なります。事前に複数のサービスの見積を取り、料金を比較検討しましょう。また、料金だけでなく、撮影時間や写真のデータ納品方法なども考慮して、総合的に判断することが大切です。
撮影時間は、お子様の年齢や体力に合わせて、適切な時間を選ぶようにします。小さなお子様の場合、長時間の撮影は負担になるため、できるだけ短時間で集中して撮影できるサービスがおすすめです。
写真のデータ納品方法も、サービスによって異なります。DVD-R/CD-R、USBメモリ、オンラインストレージなど、さまざまなパターンがありますので、便利な方法を選びましょう。また、アルバムやフォトブックなども作成してくれるサービスもありますため、検討してみるのもよいでしょう。
出張撮影の予約方法
出張撮影の予約の流れについて見ていきましょう。
まず、各社のウェブサイトから予約をします。その後、カメラマンと撮影場所やイメージなどを打ち合わせ、当日を迎えます。撮影後、データが納品されるまでの期間は、サービスによって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
一般的な流れは、以下のようになります。
1.サービス選び:料金、撮影時間、データの納品方法などを比較検討し、予算やニーズに合ったサービスを選びます。
2.予約:各社のウェブサイトから予約をします。予約の際には、撮影希望日時、撮影場所、参加人数などの情報を入力します。
3.事前打ち合わせ:カメラマンと撮影場所やイメージなどを打ち合わせます。撮影場所については、お子様の思い出の場所や、撮影したいイメージに合った場所をいくつか候補として挙げ、カメラマンに相談してみましょう。撮影イメージについても、具体的にどのような写真を撮りたいのか、カメラマンに伝えましょう。当日、用意すべきものがあるかも確認しておくと安心ですよ。
4.撮影当日:カメラマンが指定した場所まで来てくれます。打ち合わせ内容に基づいて撮影を行います。お子様の機嫌をみながら(ぐずって泣いてばかりでは良い写真が撮れず元も子もありませんから)、休憩を挟みつつ、無理のないペースで撮影を進めましょう。料金の支払いは、前払いと当日払い、後払いがあり、業者によって異なるため、事前に確認のうえご対応ください。
5.データ納品:撮影後、写真データが納品されます。納品方法や納品までの期間は、サービスによって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
以上の流れを把握しておけば、スムーズに出張撮影サービスを利用することができるでしょう。ただし、業者やカメラマンによって流れには多少の違いがあります。必ず事前にウェブサイトなどの案内や利用規約に目を通し、サービス内容やシステムを正しく把握するようにしてください。
出張撮影の料金相場

出張撮影の料金相場は、時間あたり2〜3万円前後です。ただし、これはあくまでも目安で、カメラマンやフォトスタジオによってはさらに高額になる場合もあります。段取りよく写真撮影が進めば、1時間前後で済ませることも可能でしょう。
ただし、神社でのご祈祷の時間やお子様の機嫌などによって、思いのほか長時間かかるケースもあります。そのため、大事をとって半日(3〜4時間)くらい見積もっておく方が安心かもしれません。その場合は、5〜7万円くらいが一般的です。
ただし、エリアによって交通費が別途必要だったり、追加で利用するメニューによって最終的な料金が変わったりすることもあるので、トータルでいくら位になるかを前もってよく確認しておきましょう。
前撮りと後撮りのどっちがいいの?
ロケーションフォトは、七五三の当日に一緒にできれば楽でしょう。しかし実際は、希望する撮影スポットまでのアクセスや、参加する家族や親族のご都合によって、当日に済ますのは難しい場合があるかもしれません。
その場合は、前撮りか後撮りを選択することになるでしょう。七五三より前の時期に撮影するのが、前撮り、後に撮影するのが、後撮りです。
一般的には前撮りが多いです。七五三までに着付けを経験できるうえ、お参りする必要がないため、気持ちや時間に余裕をもって臨めます。ただし、9月10月は土日が混み合ったり、着物レンタルを利用する場合は、繁忙期で衣装が借りられなかったりする恐れがあります。それを見越して、カメラマンの予約も着物の予約も早めに行う必要があるでしょう。
一方の後撮りは、一般的には少数派ですが、七五三自体が落ち着いているため、着物レンタルを利用される方にとっては衣装が借りやすくなるメリットがあります(お店や借りたい衣装にもよる)。
ただし、この時期は、年末に向けて慌ただしくなるため、参加するご家族や親族のスケジュール調整、カメラマンの手配などが難しくなるデメリットもあります。地域によっては、冬が近づき寒さが増す可能性もあるでしょう。これらの点をよく考慮したうえで、本当に後撮りにした方がよいかを判断してください。
七五三ロケーションフォトの衣装は着物レンタルがおすすめ!
七五三のロケーション撮影を行う際に着る衣装は、購入したりフォトスタジオでレンタルしたりしてもよいですが、着物レンタルで借りて持ち込むのもおすすめですよ。
着物レンタルには、以下のようなメリットがあります。
- 豊富な商品の中から自由に選択できる
- 人気のブランドや最新トレンドの着物が着られる
- お子様だけでなく、他の家族の着物やスーツ、ワンピースなども安くレンタルできる(lineの公式アカウントから登録するとクーポンがもらえてお得といったサービスや・期間限定のキャンペーンなどが多い)
- 購入するより安い価格で借りられる(オフシーズンならさらに格安でレンタルできるケースもある)
- ネットレンタルの場合はスマホがあれば、申し込みから返却まで気軽に行える
- 商品を自宅に郵送で届けてもらえる(送料無料のサービスも多い)
- 返却時も連絡をせずに送り返すだけ
- 急なニーズでも対応可能(ネットレンタルなら24時間・365日いつでも注文できる)
- 返却時のクリーニングが不要なため気軽に利用できる
- 着物以外(※長襦袢、腰紐、結び帯、帯締め、帯揚げ、伊達締め、草履、バッグ、箱せこ、しごき、角帯、懐剣、羽織紐、末広(扇子)、お守り、足袋など)の小物を無料で借りられる
とくにネットレンタルの場合、リアル店舗と違って試着ができないため不安という声がよく聞かれます。しかし、最近のショップでは専用サイトの商品ページで、鮮明な複数の画像とともにサイズについても細かく説明がなされています。
それに従って注文すれば、届いてからデザインが思った通りでないとか、サイズが合わないといったトラブルはほぼありませんので安心してください。
まとめ:ロケーションフォトで七五三の思い出を

七五三のロケーションフォトは、お子様の成長ぶりを、より美しく自然に残せる素晴らしいチャンスです。
思い出深い素敵な写真が撮れれば、きっとお子様への最高のプレゼントになることでしょう。
ロケーションフォトを成功させるには、事前準備が大切です。撮影場所の選定、衣装の準備、カメラマンとの打ち合わせなどをきっちりと行えば、当日はとてもスムーズに撮影を進められるはずです。
e-きものレンタルでは、七五三用の衣装を多数取り揃えております。女の子向け着物は3歳用と7歳用、男の子向けの羽織袴、またドレスやスーツ、タキシードなど洋装についても各種ご用意しております。
着物だけでなく、髪飾りや被布、襦袢、腰ひも、巾着、草履、箱せこ、角帯、懐剣、羽織紐、末広(扇子)、お守りといった着付けに必要な小物も、コーディネートのうえセットでお送りいたします。送料は日本全国無料(一部地域を除く)、ご返却の際はクリーニングも不要です。
お父様とお母様用の着物やスーツ、ドレス、ご姉妹やご兄弟の衣装も割安でレンタルできる家族割引クーポンもありますので、ぜひご利用ください。



















